ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

秋たけなわですねえ(ウオークラリー大盛況)

2012-10-21 16:14:17 | 日々の中で

 観世音寺横のコスモス

 今朝の最低気温は11度とか。この秋一番の冷え込みだったが、昼間は25度歩いていると汗ばみそうだった。天満宮は早めの七五三参りの姿もちらほら。観世音寺傍のコスモス畑は今真っ盛り。背丈はそう高くはないが、爽やかな真っ青な秋空のもと、風にゆらゆら揺れるピンクや白の秋桜は気持ち良い秋のシンボル。暫くはこんな陽気が続くことだろう。嬉しい限りである。

秋は芸術&スポーツの秋。一芸に秀でた知友人達や親戚の若い者などは、ピアノコンサート・絵画展・手芸展などなどいろんな発表の場の多い季節である。無芸大食の私は、そういう展示会や音楽会などは、知っている人が出るというのは嬉しいものだから、見に行ったり、聴きに行ったりしたいのだが、身体は一つ。すべてをクリアーすることは難しい。

地域でも秋の定番行事ウオークラリー】などが行われた。毎年わが地区は参加者が多く、秋のひととき楽しく語らいながら歩き、汗を流し、到着地の東小学校で配られたお弁当を食べながらご近所の方たちとの語らいや抽選会で盛り上がった。

     

男の料理教室も秋の味覚を取り入れた献立、【井戸端サロン】も健康教室シリーズで、スポーツの秋にふさわしい。

太宰府市では【大宰府政庁祭り】はじめいろんな企画が秋の季節をいろどる。太宰府天満宮も【秋の大祭】など行事も多く、太宰府市全体が何だか元気になったように思える秋である。

無理をしない程度に、シニアの私たちも太陽の下で身体を動かすことや、趣味の幅を広げるに良い季節だ。本を読む楽しみも秋の雰囲気にぴったりだし・・・寒さが訪れる前に、しっかりと秋を楽しもう!!

<庭の秋>シュウメイ菊(ご隠居撮影)

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初めて見ました【オキナワスズメウリ】

2012-10-10 14:51:40 | 日々の中で

近くの友人宅に行ったとき、フェンスに可愛い珍しい丸いものが沢山下がっていた。

「なんだろう」 赤色・緑色・茶色・ 丸い小さな珠状のに縦縞が入っている。飴玉?緑のはミニ・西瓜?そんな感じだ。

友人に尋ねたら【オキナワスズメウリ】というそうだ。「貴女はご主人の転勤で沖縄に住んでいたから知っていると思ったけど」いえいえ、初めてです。お目にかかったのは。

 友人は昨年苗屋さんで見つけたのだそうだが、苗屋さんも名前が解らないということで、調べてみたとのこと。何はともあれ、あまりの可愛さに蔓を切ってもらって、玄関の衝立にぶら下げた。

知らない草花に会うのは…とっても楽しくて、心が柔らかくなる。人生は誰しもいろんな問題だの悩みを抱えているもの。小さな山野草や季節の色をうつす空や雲の形、風のそよぎ、樹林や水の流れに、ふと重たく抱えたものを一瞬忘れて、気持ちが優しくなるのを感じる。それが自然の力というものかも知れない。生きている限り、やっぱり真摯に前向きに歩かなくちゃあね。その歩みがどんなに遅々たるものであっても。なんて・・・ちょっとセンチメンタルになったかな。季節は・・・”もの思う秋”だもの。

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裏見の滝…【鍋ヶ滝】(阿蘇小国町)へ。

2012-10-08 22:37:46 | 日々の中で

                

      (この滝の裏を通れます)        

山鹿温泉で思いがけなくとても美味しいコーヒーを楽しんだあと、遠く涅槃像のような阿蘇五岳を眺めながら、スカイラインをご隠居は気持ち良さそうに車を走らせた。夏休みに孫たちと来た時の空には、銀色に輝く大きな入道雲があったが、9月も末の今は、まだ暑さは残っているものの、空は澄み切った秋の蒼空、雲は鱗雲。季節が変わったことを実感する。

  

ご隠居さんが「珍しい滝を見に行こう」とネットで検索したとのことで、小国町にある【鍋ヶ滝】へ。裏見の滝・・・滝を裏から見ることのできる…だそうだ。最近はTVコマーシャルにも登場したらしい。初めて訪れるのでワクワク。

以前は滝壺への道は急な山道の下りだったようだが、最近舗装されたらしく、駐車場もあり、階段が作られていた。周りにはツリフネソウが乱れ咲いていた。5,6分降りると滝が見えてくると、激しく流れ落ちる滝の向こうに人影が。滝壺の裏の洞洞窟でカメラを構えている人の姿などが、透明な水のカーテン越しに見えている。人影が滝の裏・表から細い水のカーテン越しに、写し絵のような感じなのが、珍しく楽しい。

滝の裏は奥深い洞窟になっていた。小さい山路を下り終えて滝の裏へと入る。激しい流れは茂った緑の間から降り注ぐ光を浴びて、キラキラと水しぶきが輝き、透明な絹糸のようなカーテンとなっていた。こまかな水しぶきが顔にかかる。オゾンたっぷり!冷たくて気持ちがいい。見上げると濃い緑の樹林の中にまん丸い真っ青に澄んだ秋の空がぽっかりと。  

               

 九州には滝が沢山ある。今まで山野草探索を中心に訪れていたので、滝を見に行くというパターンはなかった。偶々であったものは別として。

夏休みに孫たちと【原尻の滝】に行って以来、滝を見に行きたい気持ちが沸いてきた。知人に教えてもらった佐賀の【見返りの滝】にも行ってみたい。近くに美味しいお蕎麦屋さんもあるそうだ。

ふと思いついて【九州の滝】を調べてみた。いやあ、沢山あること!まずは近回りの我が県福岡周辺や佐賀、熊本あたりから・・・滝探索もいいなあなんて思っている。  (関連エッセイ ご隠居さんブログ 蟋蟀庵便り )

 今日も明るく爽やかなな秋の一日となりそうだ。白のホトトギスが咲いた。

福岡県の滝  佐賀県の滝  長崎県の滝  大分県の滝 

熊本県の滝  宮崎県の滝 鹿児島県の滝 

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当たりました!温泉モニター(熊本・山鹿温泉へ)

2012-10-05 11:45:46 | 旅&温泉紀行

   

 【いい宿の会】という小冊子が送られてくる。温泉宿モニターに応募したところ、なんとまあ、籤運のない筈の私が当たってしまったのだ。

何だか嬉しくなって、毎月購入している【演劇界】に挿入されていた産地直送品お試しというのにも、はがきを出してみた。当たりました。といっても四国の【毎日飲むゆず酢】(まじりっけなしのゆず、なかなか爽やかな味である)たったそれだけのことなんだけど、【当たる】のは気持ちのいいものだ。得しちゃったなあ気分。ネットの方たちの中には、そういうお得な企画を使って、上手に旅したり食事したりしている人たちも多いようだ。

宝くじ買ってみようかしら・・(爆)

9月の終わり、一泊二食¥14000が半額¥7000で。目的地は熊本の山鹿温泉。

いつものようにご隠居の運転、私は【助手席の女】で。夏バテ回復でゆったり温泉・・・が目的なので3時のチェックインに会わせて出 発。我が家を出て一時間半で到着。         

山鹿温泉には江戸時代そのままのたたずまいを残す芝居小屋【八千代座】がある。玉三郎さんの公演など何度も足を運んだのだが、この温泉に泊まるのは初めてである。【寿三(すみ)】という宿は八千代座の近く、山鹿の町中にあった。江戸時代の街道筋にあたるので、その当時の面影を保存したお店や建物があり、小さい街だが散策するには楽しい。また、8月の【山鹿灯篭踊り】は優美な踊りで有名だ。

  

粋な趣のある和風の宿だった。部屋は10畳の和室に6畳の寝室(すでに床がのべられていたので、湯上りにひっくりかえってのんびり・・・ただ残念なのは全体に灯りが暗く、本を読む習慣のある私達には薄暗かったなあ)にゆったりとした広縁。古いが和の作りで、ゆったりとしている。

体客などの着く前、3時半ごろから夕方にかけてのお風呂は【独り占め】出来ることが多い。今回もガラス窓越しにまださんさんと明るい陽射しがかけ流しのお湯をきらめかせる中、のんびり、ゆったり、心身共に休まる時間を過ごした。町中なので露天はない。

                       

夜も遅めの時間はこれまた貸切り。湯は単純アルカリ性、柔らかな肌さわりの湯質で飲料として胃にも効力があるようだ。5階が大浴場だったが、見晴しは家並みやビルで、味気ないのは仕方がないだろう。山の中の宿ではないのだから。フロントや係りの人達の応対はとてもよかった。

お料理はたっぷりの品数、温泉宿風和風な料理に、熊本名産の馬肉を使ったシチューや馬刺しのカルパッチョなども。

いつも思うし、ブログにも書くのだが    温泉宿に【シニア向けコース】が欲しい!

量や品数は少なめに、ちょっと洒落た料理があるといいなあと思う。並べられた品数では、とてもこんなには私たちは食べられないし、多すぎるねえ・・・と贅沢だがため息つくことが多い。余り凝らなくても、品数・量少なめで料金も割安になったシニア向けのコースを作ってくれたら、連泊してもいいし、リピーターになってもいいなと思うのだが。

八千代座公演を見るために山鹿に来る人たちには、格好の宿だろうが、自然の中の露天など、温泉が大好きな人達には、ちょっとどうかな~~。

翌日チェックアウトのあと昔の豊前街道の雰囲気を残すあたりを散策、楽しいお店をのぞいたり「珈琲飲みたいね」と入ったお店の珈琲、ほんとに美味しかった。自家焙煎【タオ珈琲】ローカルなのにこんな美味しいお店が!とちょっとびっくり。自家製のアップルパイも美味。写真撮るの忘れてゆったりとした時間と味を楽しんだ。

制服姿の中学生たちが、あちこちに座り込んで【わが町】を写生中。私たちが通りかかると「今日は!」と明るい声をかけてくれた。三々五々思い思いに写生しているのだが、どの子も向こうから【今日は!】と挨拶する。学校でのしつけがいいのだろう。とても気持ちがよくて、ちょっとお喋りなど。みな感じがいい!何だか嬉しくなった。

帰り足で阿蘇小国町の【鍋ヶ滝】に立ち寄ることにする。まだ夏の名残のような暑さだが、吹き抜ける風も雲の形もまぎれもなく秋!

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