ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

緊急事態宣言は解けたけれど・・・

2021-06-23 12:04:11 | 日々の中で

 あら、猫ちゃんだ。早起きだね。

早朝散歩、出発5:20

わが家の前からの空、少し曙色が広がり始めている。漣のような雲がきれいだ。この時間は九博⇒天満宮経由のコースでは、殆ど人影もなく、マスク不要で涼しい爽やかな朝の空気を満喫できる。最高!!天満宮に入ると数人の姿があるが。広い境内だから、人出には入らない。ここも静謐なたたずまいの中だ。

 緊急事態宣言下だったが、車で都市交走り(都市交だと我が家から20分)博多座6月歌舞伎(菊之助・時蔵さんなど音羽屋一門の)に足を運んだ。NHK講座以来仲良くなった歌舞伎好き仲間と、久々に空席挟みながらではあったが、一緒に観劇。舞台がはねた後、十分コロナ対策している広々としたお店で、3人と4人に分かれながらも会食することが出来た。コロナ禍以前は、観劇後のランチやお茶タイムを楽しんだものだが。離れて座って、余り話も出来なかったが、それでも、懐かしくてほっこり安らぎのひとときとなった。

 

千穐楽夜の部は、まあまあの観客数だったが、平日はホントにパラパラという感じで、大向こうの「音羽屋!!」などの掛け声も禁止だし、拍手だけ。菊之助さんがいよいよ「音羽屋」の立役に挑戦で、与三郎や、「身替座禅」の山蔭右京のお殿様(これは初役)美しく初々しい朝帰りして奥方にとっちめられる面白おかしい狂言など、良い舞台だったが、こんなに観客が少ないのを体験するのは、役者さん達も初めての事だろう。それでも「舞台に立てるのが何より嬉しい。昨年は中止だったから」そうなのだ。昨年6月公演、音羽屋さん一門だったのに、上演中止となったのだった。

役者さん達もホテル軟禁状態の毎日、博多は食べ物が美味と皆さん楽しみなのだが、美味しいお酒や料理とも縁がなくて寂しかったことだろう。気の毒だが、仕方ないよね。

コロナ時代で演目は少なくて、ちょっと物足りなかったが、それぞれの演目は見ごたえある舞台となっていた。久しぶりの【生の舞台】やっぱりいいなあ。近いうち「MY歌舞伎ブログ」にUPするつもり。

Y家庭農園から夏野菜が届いた。この辺りはまだ「頂いたり、差し上げたりのお付き合い文化」がまだまだ続いている。心温まることだと、嬉しくて、そんなお付き合いを重ねて半世紀。

  

アバカンサスが咲き始めた。花菖蒲や紫陽花は終わりを告げ、樹木の若緑は濃い緑にと深みを増してきた。いよいよ夏の訪れ。

この時期は沖縄は梅雨明けを迎える。夏休みで人出が多くならないうちに、今時分、座間味島へ渡り、ご隠居はダイビングを楽しみにしていたが。座間味島が気に入って移り住んだ友人の歯医者夫婦にももう一度会いたい、あの透き通った海の美しさを目にしたい、雄大な夕焼けの中にたたずみたい。浜辺に寝そべって眺める「地球は丸い」と実感できる、降るような星空を見上げたい。コロナが落ち着いたら、もう一度だけ訪れたいな。アメリカに住む娘のところへも・・・行けるかなあ。

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コロナワクチン一回目 接種完了。

2021-06-12 21:21:12 | 日々の中で

6月10日 

やっとその日が来ましたっていうのは、オーバーな表現ですが、第一回目の接種済ませました。

     太宰府市はかかりつけの医者では出来ません。市の東部、西部に一つずつ会場が用意されました。地域バス券がクーポンに添付されていました。私共夫婦は五条駅の廃業した小さなスーパーの二階にある「生き生き情報センター」を開放して、接種会場となっています。

会場に入り、受付前番号を貰って椅子で待機。余り待つ間もなく呼ばれて、受付⇒予診⇒接種⇒接種後待機⇒退場。

床に貼ってある矢印と番号を見ながら、巡回路を進みます。入場から退場迄30分で完了。案内も説明も巡回路もスムーズでした。30分ごとに30名ずつ区切って・・・というやり方が良かったようです。次の接種は7月1日。二回目は副反応が出ることもあるとかで、夫と日にちをずらしました。一緒にダウンすることになったら困りますもの。(詳しい接種のことがお知りになりたい方は、蟋蟀庵便り(ご隠居さんのブログ)

をご覧ください。

 接種会場では太宰府市のシンボル「旅人のたびと」「れいわ姫」お供の「タビット」くん達もマスクをしていました。(撮影出来ませんので。マスクなしのを)

 

ご隠居さんが先に終わって「車で待っているよ」と言いましたので、車に行きました(行きつけのドラッグストアに駐車していたので)運転席に姿がありません。すぐ傍のドラッグストアにでも寄ったのかなと覗いてみても、姿なし。???こんな時便利ですね。スマホの登場。

「車に来たけど」「そのつもりだったけど、出口で待っていた。ちっとも来ないからどうしたのかと思っていた」私・・・無意識に「出口」ではなく、スーパーがあった頃お馴染みだった「入り口」から、外へ出て車のところに行っちゃったんです。はい、また・・・ドジしてしまいました。

そうそう、副反応は(以前は副作用と言っていましたね。コロナで、次々カタカナ言葉や新しい表現が誕生して戸惑います)

・注射跡の痛み。でも大したことはない。

・微熱(6℃9分程度)これも大したことはない(私はインフルエンザ予防注射の方が熱や関節痛などかなり副反応が出ます)

私は一昨日・昨日がそんな感じ。ご隠居は一昨日だけで普通に戻ったようです。ワクチン2回目を接種しても、万全とは言えませんが、やはり気持ちの上ではほっとします。長生きしたいとは思わないけど、コロナには罹りたくない!が正直な気持ちです。

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菩提樹の花が咲きました。

2021-06-06 11:39:05 | 日々の中で

6月 5日

友人から「菩提樹の花が咲き始めた」との知らせが来ていたので、戒壇院迄。私の散歩コースの一つです。NHKの大晦日「ゆく年くる年」で鐘の音が流れたりする、日本最古の梵鐘があることで有名な【観世音寺】の横手に【戒壇院】はあります。

 小さな黄色の花が下向きに。地味な花だがその香りは辺りに、涼やかに爽やかに拡がっていました。実はお数珠に使われるそうです。 この花の咲く頃、友人が「リコーダー・アンサンブル演奏会」を毎年開くのですが、昨年・今年とコロナ禍で中止。来年は大丈夫だろうなあ。

 

   新聞にも掲載されるので、いつもだったらもっと沢山の人がカメラ片手に来ているのですが、今年はさすがに数人だけでした。

 今年は花の開花や樹木の繁りが、益々早くなったような気がします。このままで温暖化が抑制されないと、日本は亜熱帯化するのではないかと思ってしまいます。33℃の暑さの次の日は22℃とか、気温の変化の幅も大きく、衣類入れ替えしたのをまた引っ張り出したりして。暖房用カーペットも洗濯に出したし、ストーブも片付けてしまってます。今朝は足元が「スースー」しています。(博多弁です。笑)

 

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6月がやって来た、早い梅雨入りとともに。

2021-06-03 21:35:12 | 日々の中で

 今年は特に梅雨入りが早かった。天満宮の花菖蒲も6月に入るか入らない時期に、見ごろとなっていた。コロナ自粛はまだまだ続いている。家の中でも読書はじめそれなりの楽しみもあるが、どうしても運動不足になってしまって。早朝散歩が唯一の運動?だが雨の日はそれもお休み。

なんとなく、なんとなく一日が過ぎていく。こんなおやつの差し入れで、ついつい・・・

 博多の【鶏卵素麺】佐賀の【北島の丸芳露(●ぼうろ)】【日光・金谷ホテルの昔ながらのクッキー】あ、太宰府の【宝満山】(画像に入れるの忘れた)いずれも好きなお菓子を偶然頂いた。嬉しいお茶タイム。コロナ太りしているかも。(家籠り続けているととろサンです)

 散歩コースには事欠かない太宰府だけど、それもそろそろ飽きてきたなあ。街中のざわめきが恋しくなっている。でもでも・・・辛抱が肝心!油断大敵!

早朝散歩は、一番短い「ご近所散歩」でお茶を濁すこともしばしば。5時過ぎの空には、もううっすらと曙色が広がりはじめ、小鳥たちのさえずりが清々しく響く。団地の家々はまだひっそりと、眠りの中にあるようだ。

 

  町内唯一の共同菜園。

町内の「石穴神社」にお詣りして、さて今日はどっちの方へ?結局ご近所散歩と相成った次第。

今日会った花達を少し。紫陽花が”私の季節よ”と球状の花を色とりどりに咲かせている。

 この180世帯ほどの団地が出来たのは、半世紀近く前。福岡市のベッドタウンとして、太宰府のあちこちに団地が出来、地元の人達からは「団地族」などと称されていた。今では、この団地の私達の先輩たちは、故人となったり、子供のところに越されたり、施設に入られたり。家も売りに出され更地となって、新しい住居が建つ。私達の家のように塀や樹木や庭があるのではなく、2台、3台の車が並び、夫婦ともに仕事を持つ時代を象徴している。外からの侵入者を防ぐため、見晴らしの良い外観。家は箱型で窓も縦長。軒は短く、和風な家が建つことはない。世代交代と共に、家も形を変えていく。それが世の習わし、時の流れというものだと承知はしていても・・・一抹の寂しさを感じるのは仕方ないことか。太陽が射すような明るい光の矢を投げ始め、今日も一日が始まった。

  最近の家や更地にはまた今風な家が建つことだろう。

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