あら、猫ちゃんだ。早起きだね。
早朝散歩、出発5:20
わが家の前からの空、少し曙色が広がり始めている。漣のような雲がきれいだ。この時間は九博⇒天満宮経由のコースでは、殆ど人影もなく、マスク不要で涼しい爽やかな朝の空気を満喫できる。最高!!天満宮に入ると数人の姿があるが。広い境内だから、人出には入らない。ここも静謐なたたずまいの中だ。
緊急事態宣言下だったが、車で都市交走り(都市交だと我が家から20分)博多座6月歌舞伎(菊之助・時蔵さんなど音羽屋一門の)に足を運んだ。NHK講座以来仲良くなった歌舞伎好き仲間と、久々に空席挟みながらではあったが、一緒に観劇。舞台がはねた後、十分コロナ対策している広々としたお店で、3人と4人に分かれながらも会食することが出来た。コロナ禍以前は、観劇後のランチやお茶タイムを楽しんだものだが。離れて座って、余り話も出来なかったが、それでも、懐かしくてほっこり安らぎのひとときとなった。
千穐楽夜の部は、まあまあの観客数だったが、平日はホントにパラパラという感じで、大向こうの「音羽屋!!」などの掛け声も禁止だし、拍手だけ。菊之助さんがいよいよ「音羽屋」の立役に挑戦で、与三郎や、「身替座禅」の山蔭右京のお殿様(これは初役)美しく初々しい朝帰りして奥方にとっちめられる面白おかしい狂言など、良い舞台だったが、こんなに観客が少ないのを体験するのは、役者さん達も初めての事だろう。それでも「舞台に立てるのが何より嬉しい。昨年は中止だったから」そうなのだ。昨年6月公演、音羽屋さん一門だったのに、上演中止となったのだった。
役者さん達もホテル軟禁状態の毎日、博多は食べ物が美味と皆さん楽しみなのだが、美味しいお酒や料理とも縁がなくて寂しかったことだろう。気の毒だが、仕方ないよね。
コロナ時代で演目は少なくて、ちょっと物足りなかったが、それぞれの演目は見ごたえある舞台となっていた。久しぶりの【生の舞台】やっぱりいいなあ。近いうち「MY歌舞伎ブログ」にUPするつもり。
Y家庭農園から夏野菜が届いた。この辺りはまだ「頂いたり、差し上げたりのお付き合い文化」がまだまだ続いている。心温まることだと、嬉しくて、そんなお付き合いを重ねて半世紀。
アバカンサスが咲き始めた。花菖蒲や紫陽花は終わりを告げ、樹木の若緑は濃い緑にと深みを増してきた。いよいよ夏の訪れ。
この時期は沖縄は梅雨明けを迎える。夏休みで人出が多くならないうちに、今時分、座間味島へ渡り、ご隠居はダイビングを楽しみにしていたが。座間味島が気に入って移り住んだ友人の歯医者夫婦にももう一度会いたい、あの透き通った海の美しさを目にしたい、雄大な夕焼けの中にたたずみたい。浜辺に寝そべって眺める「地球は丸い」と実感できる、降るような星空を見上げたい。コロナが落ち着いたら、もう一度だけ訪れたいな。アメリカに住む娘のところへも・・・行けるかなあ。