私の住んでいる地区の、石穴神社のすぐ横に筑紫女学園大があります。福岡の市立女学校としては、中高一貫校の歴史も古く、福岡女学院大と並ぶ名門校といえるでしょう。その筑紫女学園大が、社会連携事業の一環として【多世代交流カフェ】を立ち上げました。
学校にお勤めのSさん(以前ご隠居が九博ボランティアをしていた頃の仲間)からの呼びかけで、ご隠居さんと、ご近所の方や友人を誘って出かけました。我が家からは目と鼻の先で、昔子供会の世話をしていた頃には、学校の敷地を借りて、地域運動会のリレーの練習などさせてもらった懐かしい想い出があります。そういえば、日頃近くにいながらも、大学構内に入ることはないので、今回のカフェは、とても新鮮でした。
カフェの名前は「HO❀MEかふぇ」・・・ほっとする(HO)わたし(ME)の居場所)」になってほしいという意味でつけられたとか。日本人はとかく「目的を作らないと集まらない」傾向があります。シニアのためにも盛り沢山の健康や食をテーマの会があります。時には何にも目的を決めずそれぞれが寛ぐために集まるというのもいいのではないでしょうか。
(以前ご隠居がこの地区の区長(今は自治会長)をしたころには、私も陰の黒子で色々な企画立てて実行。その一つに「井戸端サロン」がありました。お茶菓子程度で集まれる人が集まって、ゆっくりした時を過ごす。そのうちに例えば料理の作り方だったり、医学的な情報だったりいろんな話題が出てきて、皆さんに好評いただいていたことを思い出しました)
学生さん達・先生達・福祉の「宝満会」・若い親子・シニア世代などなど百名余の人達で、明るく温かく素朴な感じで「ほっとする多世代集まりの場」は、会を重ねるごとにしっくりと良い内容に育っていくだろうという空気を嬉しく感じた。
若い方達との話や交流は、新鮮で和気藹々と楽しい時間を過ごしました。開催者の先生や学生さんの心配り、気配り、あたたかいものを感じました。飲み物を配って下さったり、会場のあちこちに目配り、気配り。お忙しかったと思います。良い集まりの場「カフェ」にしようという意気込みが強く感じられました。
学生さん達とは、ゼネレーションの違いの面白さ、笑いがはじけました。真面目な世代の相違からの話や考え方なども、話のテーマになり、あっという間に時間が過ぎました。国語の教諭を目指している生徒さんは、元高校国語教諭だった私の友人と,かなり突っ込んだ話などで盛り上がっていたようでした。
今後どんな形のカフェになるのか・・・楽しみです。
次回は8月22日(木)三回目は9月19日(木)と来年三月までの予定が組まれています。
・筑紫女学園大学 7号館 1F。カフェテリア。
・14:30~~16:30。
出入り自由だそうです。来たいときにふらりと来て、寛いで美味しいケーキや お茶でお喋り。「来月また会いましょう!」とふらりと帰る・・・その集いの中から世代を超えた【何か】が生まれることでしょう。「何が?」それはあなた次第です。
今、外はやっと雨がやみ、静かになりました、昨日・今日と激しい雨。近くの久留米などは道の中をボートで脱出という豪雨。明日になると災害の様子がはっきりと解ることでしょう。自然の力には抗えないとは解っていても、切ない限りです、どうぞ酷いことになっていませんように!祈るばかりです。