ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

【ちょっと遅めの新年会】  (地域行事)

2008-01-29 21:24:01 | 草の根地域福祉

 1月27日(日) 【花想会(話そうかい・・・をもじってのネーミング】の新年会。地区内の70歳以上の方達と福祉の会ひまわりサンとの”新年会”である。

プログラム  

・祝賀 南京玉すだれ(日本伝統大道芸) 松花堂 た福&あられ

・新春ミニ講演 「太宰府の地を訪れた歴史上の人物

 講師    大隈 和子さん

・昼 食 【おでん・紅白なます・白玉入り小豆あんかけフルーツポンチ おでんなどは手作り。大根は産地直送(笑)町内の家庭菜園よりNさんが提供して下さいました。 お漬物はGさんがこの日にあわせて、漬けて下さいました。町内の皆様のご協力に感謝です。

・午後はお正月らしく”福笑い”などで楽しみました。

天満宮や九州国立博物館を取り入れた玉すだれの妙技と軽妙なお喋りで、最初から笑い声と笑顔でスタート。(この方本業はサラリーマン。女性は本業看護婦さん。玉すだれのお師匠さんに入門修業。今は名前も貰っての芸人さん・・でもあります。隣の地区より助っ人”出演して下さいました)

太宰府の地を実際に訪れた歴史上の有名な人たちは50名を超えますが、今 回は奈良時代の大伴家持に始まり、平安時代の安徳天皇・戦国時代の豊臣秀・江戸時代の遠山金四郎・勝海舟・坂本竜馬・高杉晋作・明治時代の森鴎・昭和の双葉山など10名を取り上げて。大隈氏の辛口ユーモアたっぷり、裏話なども加えての歴史講演は解りやすく面白く、皆さん熱心に聞き入っていました。

年齢を重ねると足が悪くなったりして、なかなか太宰府市中央での講演会などに行く機会がなくなりますが、町内の地域公民館なら歩いても5,6分。そんな気楽に文化を楽しめるチャンスをと思っての企画。

★人物パネルは太宰府高校、筑陽高校美術部の皆さんの作品。

福笑い】はチームに分かれて・・・これまた大笑い。今年はきっと明るいとしになることでしょう。お土産は昔ながらの”紅白饅頭”(左衛門の品)
福祉委員さん達、ひまわりさんご苦労様でした。嬉しいことは・・・いつも一緒にお料理や準備している間も、お世話役の皆さん達笑い声が絶えず自分達も交流を楽しみながらのボランテイアができる雰囲気がこの地区には以前からある・・・ということ。役員さんから『楽しい!』と言う声が出るのが一番嬉しいことだと思います。

(ブログ引っ越しさせた時に画像が無くなりました。おでんは他のところに残って

いたのですが…残念だけど。ととろサンのミスです)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸若舞に『敦盛』復活

2008-01-29 21:22:48 | 映画・観劇・コンサートなど

 昨年1月20日、サークルの仲間たちと幸若舞を観にいった。平安時代初期に始まったとされる幸若舞は、福井の越前に始まり武士階級に愛されてきたようだが、今では福岡県みやま市の大江町(町名変更前は瀬高町)に全国で唯一つ、謡い舞い継がれている。

 毎年1月20日に地元の大江天満神社に『幸若舞』が奉納され、全国から多くの見物の人が集まるが、節回しが不明とされていた『敦盛』が地元保存会の第30代幸若舞家元などの手によって復元され奉納された。

『敦盛』は織田信長が桶狭間の戦いに出陣する前に謡い舞ったとされる。『人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢まぼろしの如(ごと)くなり 』のくだりは”本能寺の変”で劇的な最後を遂げた織田信長の生涯を象徴するようである。古い時代の大切なものをしっかりと掘り起こし残していく・・・幸若舞【敦盛】を4年がかりで復活させたという努力は大いに喜ばしく嬉しいことだった。

 MYブログ【全国で唯一継承『大江の幸若舞】(2007年2月2日参照)

★国立劇場では歌舞伎の掘り起しが上演されることがある。今年の新春は尾上菊五郎・菊之助・時蔵・松緑などで【小町村芝居正月こまちむらしばいのしょうがつ)】が上演された。寛政元年(1789年)に中村座で初演されて以来、219年ぶりの復活。六歌仙の大伴黒主・小野小町、小町を慕う深草少将などにまつわるさまざまな伝承を巧みに脚色した舞台で、さまざまな仕掛けや見せ場など、歌舞伎の色鮮やかな面白い要素いっぱいの舞台で、ぜひ観たい!と思っていたが、とうとう上京の機会がなく残念だった。

このように古いものを掘り起こし、面白い舞台を見せてくれる国立劇場の試みは、芝居好きの私にとって嬉しいことである。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井戸端サロン”ぜんざい会”

2008-01-23 08:29:02 | 草の根地域福祉

横浜にいる孫のちいちゃんが作った雪うさぎさん。

2008年初めての『井戸端サロン』はお正月らしく『ぜんざい会』。H区長サン(女性)が中心になって今年もサロンはさわやか、いや、賑々しくスタート。
所用があって途中から参加。小さな地域だか一才前後の赤ちゃんが6名。今回はそのうちの4名の元気な赤ちゃん(何故か全員男の子)がママさんたちと一緒に参加。60代、70代、80代の人生の先輩達と楽しい集いのひとときとなった。

回は社会福祉協議会から”玩具”を借り出した。木製の動く自動車など色々。こういうのを常備してくれているのは嬉しいこと。大いに利用させてもらおう。

  来期からは『赤ちゃんサロンとして新設しようとHさんたちと計画している。小さな子育てサロン、若いお母さん達の語らいの場、育児の情報の場、そして『やっぱり子供は子供連れね』の言葉通り、赤ちゃん達がお互いに遊ぶ場となって欲しい。

そこに子育て先輩を招いたりして、人生の経験からなる知恵なども自然と取り入れることが出来るかもしれないし、若いママさんたちは、『地域の人に自分達の子供の顔を覚えて欲しい。見守って欲しい』と願っている。私たち地域に住む者にとっても、子供達は未来へと地域の糸を繋いでいく大事な宝物。のびのびとやんちゃで元気で素直な子供達に成長して欲しい。お母さん達は将来の地域の要となってくれたら嬉しいなあ。

赤ちゃんサロンも子供会も、順調に明るく楽しく育っていくことを心から願う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪鞍馬天狗のおじさんは・・・♪

2008-01-23 08:27:35 | 映画・観劇・コンサートなど

     素敵です!

 TVで『鞍馬天狗』が始まった。最近時代劇に関わらずドラマは余り見なくなったのだが、主役野村萬斎とのこと、興味が沸いてきた。舞台でこの人の狂言を初めて観た時、その張りのある声や佇まいの美しさに魅せられた。端正な顔立ちにも。朝ドラで作家吉行淳之助の父ちょっとユニークな作家エイスケを演じ、その存在感と軽みのある巧さにも惹き付けられた。『RASOUMON『オイディプス王』など現代劇と能との融和からなる舞台の数々は、地方にいる私はTVを通してしか観ることは出来ないが、映像となっても見ごたえのある舞台である。数々の賞に輝いて今も輝き続けている人だと思う。

映画『陰陽師』も理屈抜きに面白かった。この人の動作の美しさと気品、そしてちょっとシャイな感じの安倍清明もはまり役であった。

さて、鞍馬天狗・・・といえば、原作は大佛治郎

私の若い頃、『文春講演会(雑誌文芸春秋社主催)が福岡でも開催されていた。その頃この作家の講演を聞いたことがる。もう、内容は忘れてしまったが、端正な顔立ちと品の良い英国紳士という雰囲気だった。外務省勤務、英国での暮らしもあり、著作に『パリ燃ゆ』がある。『帰郷』という小説が面白く、これは確か映画にもなった記憶がある。

横浜の娘のところに滞在した時に、異人館のある山手の方を散策。『港の見える丘公園」に『大佛次郎記念館』があった。無類の猫好き。野良猫を見放すことが出来ず、生涯猫と共にある暮らしだったという。『スイッチョ猫という作品もある。遺言に”猫を飼うのは一度に5匹までにすること。猫に贅沢をさせてはいけない”と書いたとか。本を買うのが好きで月給はそれに消え、丸善に借金が出来それを払うために小説を書き始めた?というエピソードもある。作家という人Tiisai_2 種はユニークな人たちが多い。吉行エイスケ・淳之助親子もそうだが。

鞍馬天狗の映画・・・といえば、嵐寛十郎(わあ、この人知っているって我ながら古いなあ)が主役、子供の頃見た記憶がある。杉作という角兵獅子の子が出てたなあ。『杉作 日本の夜明けは近いぞ』?だっけ、そんなせりふがあって、新撰組(鞍馬天狗は世直しと称して暴れまわる新撰組と対峙するノダ)の暴挙で”危うし”の時に、パカパカと馬のひずめの音と共に現れて、颯爽と白羽の刃をひらめかせ、またパカパカと颯爽と闇の中に消えていくのである。

当時の映画館で鞍馬天狗が現れると一斉に拍手が起こった!同じ現象をアメリカで体験した。『ラスト・サムライ』(トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之)の時だった。お国は違っても同じなんだなって、その拍手を聞きながら鞍馬天狗を思い出したものだった。

さて、TVの鞍馬天狗は・・・脇の新撰組などの俳優さんがちょっと弱いなあ・・・。最近の時代劇(大河ドラマなども)で気になるのは、いわゆる”さま”にならない俳優サン、いや、タレントさんかなが多いこと。着こなし・動作など、立ち姿、歩き方、座り方・・・う~~んと首をひねりたくなる人が多いが、以前からの俳優サン・歌舞伎役者サンや野村萬斎サンなどは、立ち姿一つでも”さすが”と思える。付け焼刃でかずらをつけて着物を着てもどこかおかしい。せめて俳優の素養として踊りや音曲なども稽古して欲しいなあ。そうすると、おのずと形振る舞いが身につくのだから。そういえばせりふも・・・気になる言い回しも言葉使いも多いなあ。

なんて思いながらも、萬斎鞍馬天狗に惹かれて、次週も見てみようと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は・・・”嬉しいこと”見~つけた!と参りましょうか

2008-01-15 11:40:22 | 日々の中で

 

 2008年がスタートしてはや半月、さて今年はどんな年に・・・?世の中明るいことばかりとはいえないだろうが、せめて日々の生活の中で”嬉しいな”と思えることを沢山見つけていきたいな。太宰府天満宮の神木『飛び梅』が二輪花を咲かせたというニュース。境内には約六千本の梅ノ木がある。昨日ちょっと神苑辺りを歩いたが、ほころびかけた蕾も多い。

冬来たりなば 春遠からじ・・・小さな我が家の庭にも、今盛りの黄色の『素心蝋梅(ソシンロウバイ)』がほのかに香り白い『侘び助』も絶え間なく花をつける。『乙女椿』も可憐なピンクの花を開き始めた。『沈丁花』もびっしり蕾をつけている。地球温暖化は非常に気になることだが、花が咲くのはやっぱり嬉しい。長崎の野母崎の一面の『水仙』も見に行きたい。

 90歳を超える叔父叔母から”お年玉”を頂いた。(もう、父の弟妹はこの叔父夫婦だけ。母方は母の弟嫁が二人いるだけである) 

 毎年お中元とお歳暮は届けるのだが、この叔父夫婦は律儀にお返しを送ってくる。子供の頃から可愛がってもらったので、ささやかな恩返しのつもりなので、返礼不要と言っても、そこは昔気質ゆえなかなか言うことを聞いてもらえない(苦笑)だか、寄る年波でその返礼の品を選ぶことも叶わなくなったのだろう。

今年は『N子ちゃん(60歳を過ぎた姪の私でも、いまだにN子ちゃんなのだ、二人にとっては)何か買う時の足しにして』とお年玉が届いた。なんだかとっても嬉しかった!この年になって”お年玉”なんて!!

  ・年賀状の整理をした。 40数年前”建売住宅”として売り出されたこの団地 も、少し様変わりして今は180戸のうち、2戸は2階建て4軒のアパートに変わった。我が家の隣がその一軒。同じ町内にT学園大学があり、二人の短大生がルームメートとして住んでいた。お隣さんなので会えば挨拶したり、たまには、頂き物の二人暮らしには多すぎるお菓子などを”貰ってね”・・・とそんなチョットした付き合いだったが、彼女達は感心なことに近所の子供達と遊んでくれたり、”クリーンデイ”(公民館や児童公園の掃除)にも参加、卒業時には和服の晴れ姿で我が家にも挨拶に。二人とも西九州の出身で一人は実家に戻り、一人は今西区で仕事に就いている。その娘さんからの賀状が今年も来た。『保育士になって4年、頑張っています。太宰府が懐かしい』とあった。就職した最初の年は『忙しい毎日、不安もいっぱい』と。今は自信がついて、良い保育士サンになっているんだろうな。『いつでも遊びにいらっしゃい』返信。若い人たちは世間との付き合いが苦手とかわずらわしいと思っている傾向が強いというが、このい娘さんは、両親や祖父母の後姿を見て育ったんだろうなあと思う。嬉しい賀状であった。

小さなことでも”嬉しい”ことがあると、心が弾む。明るくなる。今年は”嬉しいことみ~つけた!”で日々の歩みを大切にしたいなと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする