折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣り-またボウズ

2020年03月19日 | チヌ(黒鯛)

三連休の初日は、久しぶりに晴れマークが出ています。

K君とは今年3回目の釣りですが、いまだK君はチヌを釣っていません。

船頭から、「いい加減にK君に魚を釣らせてあげないと、一緒に来てくれなくなるで」
と言われているので、今回は良く釣れる僕の特製ダンゴを作ってあげることにしました。

まずは、20Lのポリ容器で作った自作ダンゴミキサーにコイン精米所からいただいた米ぬかを半分ぐらい入れます。

約10Lで、重さにして3Kgぐらいです。



このダンゴミキサー3杯で、一日分のダンゴになります。

配合するエサは、荒びきさなぎとムギコーンです。



荒びきさなぎは半分を使うので、これで二人分です。

荒びきさなぎを約300g、ダンゴミキサーに入れます。


ムギコーンは一袋500g入っているので、約170gをダンゴミキサーに入れます。


砂はホームセンターで買った物です。



柄杓に1杯で700g。これを3杯ダンゴミキサーに入れます。


全部の材料をダンゴミキサーに入れたら、ふたを閉めて、台座に乗せて、くるくると30回ほど回します。

40センチバッカンにダンゴを入れ、手のひらでぎゅっぎゅっと抑えてダンゴミキサー3杯を入れて、
1日分のダンゴの完成です。


右側が僕の分で、約17kgです。

僕は手返しが早い方なので、結構たくさんダンゴを使います。

K君は僕より手返しが遅いので、米ぬかを少し少な目にして、濃いダンゴを作ってあげました。

K君と合流して高速に乗ると、結構強い横風が吹いていました。

船が出るかと心配しながら餌屋に寄り、オキアミとサナギ、
そして、愛する奥さんがイカを釣ってきてと言うので、アジを5匹買いました。

港に着くと、船頭と常連さんが額を寄せ合って、相談していました。

風と波が強くて、船を出せるか相談しているそうです。

港から海を見ると、白波が出ていました。

港から漁船が出航して、防波堤から出ると、舳先が波をかぶっていました。

あれぐらいなら出れるか、昼から風も弱まることだし。

と言うことで、出船となりました。

K君の分まで作ったダンゴと、餌屋で買ったオキアミやアジが無駄にならなくなって、一安心です。

波を切って渡船は海を進み、前回前々回とチヌを釣っている筏に乗ることができました。

筏は島陰になっているので、風や波はずいぶんましです。

なんとか釣りになりそうです。

まずは、ダンゴを数投打ってから、イカの仕掛けを準備しました。



アジが元気に泳いで、穂先の鈴をチリンチリンと鳴らします。

続いてダンゴ釣りの仕掛けを準備し、ダンゴ釣りを開始しました。

すぐにフグを掛けて、今日は魚の活性が高いかなと思ったのですが、その後はエサが残る状態で、魚の気配が全くありません。

K君も同じ状況で、せっかく作った僕のダンゴが、活躍していないようです。

昼を過ぎて風が弱くなり、波も収まってきて釣りをしやすくなってきたのですが、一向に魚の気配がありません。

時折元気なアジが、鈴を鳴らす音が響くだけです。

午後4時に迎えの船が来るので、3時半には片づけを始めないといけません。

2時半。

最後の5匹目のアジを仕掛け、投入しました。

3時20分。

納竿まで、あと10分。

ダンゴ釣りはあと2投はできるかなと思いながら、イカの仕掛けの竿を見ると、少し穂先が曲がっているような気がしました。

試しにアジの様子を見てみようと竿を持つと、何やら重い手応えがあります。

時折重い引き込みがあります。

もしかしたらイカが掛かっているのかも、と期待しながらリールを巻いていくと、上がってきたのは53センチの大型ヒラメでした。

K君が玉網ですくってくれました。


僕が修理したK君の玉網は、53センチの大型ヒラメをすくっても壊れなかったので、チヌをすくっても大丈夫でしょう。

でも、K君は今日もボウズでした。