折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣り-アケミ貝で爆釣

2015年11月01日 | チヌ(黒鯛)

釣友二人と和歌山の筏にチヌ狙いで釣行しました。

出発前の夜、ワクワクして中々眠たくならないので、インターネットで釣りの動画を見ていたら、山本太郎さんがカセからイガイやアケミ貝の丸貝を使って、チヌを釣っていました。
そういえば、最近はオキアミやコーンばかりで、アケミ貝は全然使っていません。
久しぶりアケミ貝を使ってみようかなあということで、渡船に向かう途中の餌屋でアケミ貝を購入しました。
 
筏に渡って、まずはアケミ貝の半貝でモーニングサービスを狙ってみましたが不発。

アケミ貝をつぶしたものをダンゴにくるんで数投ほうりこんで、オキアミをダンゴにくるんで落とし込んでみると、妙なアタリがありました。
あわせてみると手ごたえが無いわりにやたら重たい。
アケミ貝を使ったから、タコがきたかなと思ったら、なんとエイでした。
しっぽの毒針が怖いので、糸を切ってリリースしました。
 
今日は気温が低かったのですが、水温は高くてエサ取りが多いだろうと思っていたのですが、オキアミもコーンも反応が無く、そのまま戻ってきます。

釣友二人も同じような状況で、魚の活性が非常に低いです。
おまけに潮の動きがおかしくて、右に行ったり左に行ったり、かと思うと上潮だけ動いていたりと釣りにくい潮です。

それでも、釣りを開始して二時間ほどしたとき、アケミの半貝で大きなあたりがあり、いい感じの魚が掛かりました。
チヌかと喜んだのですが、水中に見えてきた魚は顔が丸い。
チヌなら口先がとんがっているのですが、釣れた魚はヘダイでした。
 
その後、ぽつぽつとヘダイが釣れたのですが、チヌは顔を見せてくれません。

アケミ貝を持っていない釣友二人は、何も釣ることができません。
しかたがないので、いつもボウズのK君にアケミ貝を5個あげました。
「ヘダイが釣れたら一個100円、チヌが釣れたら一個500円ね」というと、
K君は半貝で何かを掛けたものの、痛恨の針外れ、500円儲け損ねました。
 
三時近く、渡船が迎えに来るまであと一時間ちょっと。

相変わらずオキアミとコーンはそのまま戻ってきて、アケミ貝も反応がなく、潮は変な動き。
普段は水中の様子がわかりにくいので殆どすることが無いのですが、今日は潮がよれて仕掛けが安定しないので、3号のオモリをつけてぶっこみにすることにしました。

針からオモリまで30cmほど取って、オキアミやコーン、アケミ貝をつけてぶっこみましたが、これといったあたりはありません。

オキアミをつけてぶっこんで、アケミ貝を入れた桶の水が濁っていたので取り替えていると、いきなり竿が暴れました。
海中に落ちそうになっている竿をつかんで合わせると、いきなり横に魚が走りました。

この動きはボラか、半分あきらめながら、もしかしたらシマアジかもしれないから顔だけでも見てやろうとやり取りをしていくと、上がってきたのは真鯛でした。
それも大物!
後で船頭に測ってもらったら、52cmもありました。
 
残り時間も一時間を切りました。

残ったアケミ貝を丸貝のまま上まきし、丸貝を針につけてチヌに望みを託しました。
「昨日見た動画では、腕いっぱいまで誘いあげて落とし込んで、着底して5秒後にアタリがあるて言ってたで」
と言いながら竿を動かしていると、穂先にアタリが、合わせてみると首を振るチヌ独特の引きが、

これまでの釣果は真鯛1匹にヘダイ4匹、釣友二人はキープできるような獲物はかかっていません。
これでチヌを釣ったら釣友に恨まれるなあと思っていたら、上がってきたのは銀色の魚体。
しかし、顔が丸い。
結局、釣友に恨みを買うことなく、真鯛1匹にヘダイ5匹の釣果に終わりました。

今回の釣りは、チヌが釣れなかったものの、山本太郎先生のおかげで存分に楽しめました。