ふふふ、落選をしていた。それが昨日分かった。
期待をしていたのにな。
結果はハズレだった。
通っている通称高齢者大学が校歌を作るというので、のこのこ、応募していたのである。
一月二月を要してうんうん唸って書き上げて投稿していた。
いい作品に仕上がったと自惚れていたが、自惚れに過ぎなかった。
それが判明した。残念だった。
力が及ばなかったのだから、しようがない。
うふふ、と笑っておしまいにしよう。
うん、これはこれで、おしまいにしよう。
どうしようもないものは、どうしようもない。
それを、どうにかしようとする。
あがく。あがくだけ、重たくなる。
悩む。苦しむ。でも、出口が見つからない。
知らんふりをしているしかないか。時が解決してくれるのを、待つ。
ふそれが最上の策かもしれない。