喜ぶといいのです。

今是（かく）の如くの因縁あり、願生此娑婆国土（がんしょうししゃばこくど）し来れり、見釈迦牟尼仏（けんしゃかむにぶつ）を喜ばざらんや。

曹洞宗経典　修証義　第５章「行事報恩」より

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いまわたしの因縁がとうとう成就しています。わたしは長い長い間、此の娑婆国土に生まれたいという願いを起こして来ました。それが成就しているのです。その上にさらに、釈迦牟尼仏を我が前に見ることが叶っています。この因縁成就を喜ばないでいられましょうか。

（これはわたしの解釈ですから、読者諸氏はご自分の解釈を施して下さいね）

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わたしが地球に生まれているということ、これを喜ぶ。願いが叶ってそうなったことを喜ぶ。仏陀の教えを聞いているわたしがいる、これを喜ぶ。よいことが次々に連続していることを喜ぶ。

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喜ぶといいのです。わたしの今を肯定すればいいのです。そうすれば、すべてが成就していることが理解されてくる仕組みになっているからです。

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きょうはわたしは経典を読んでこんなことを考えました。落ち着きが得られました。