<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

この世を生きるすべてのいのちと触れ合いたくなる。

2022年08月22日 16時45分04秒 | Weblog

生きているうちしか句を作れない。

作らなくたっていいのだが。

句の中に情がある。

人間の情に、あたたまりたくなる。

風景が、そうしないでいると、知らん顔をしてしまうのだ。

なんだか、関係を作っておきたくなる。

句を作って風景に触れてみる。

その手触りで、生きている感覚を確かめようとする。

句にはヘタとウマイがある。

相手に伝わらない句がヘタの句である。相手にするすると伝わって電流が流れ込むのがウマイの句である。

結局は、交流を欲しがっているのだろう。風景との交流と読者との交流を。

手と手ですべてのいのちと触れ合いたいのだろう、とどのつまり。

蟷螂の斧をかざして我を止む     山鳩暮風

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三尺のお下げ髪なりササゲ豆... | トップ | トンボの愉快と全体の愉快。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事