今朝の僕の即興詩 「兜率天のおばば様」
僕はおばば様に逢う
おばば様はふっくらとしている
おばば様は僕に手を置く
えいやあああ、おお えいっ
大声を発した
此処は大空の上の上の上の
そのまた上の高いところにある兜率天
やがてもうすぐ弥勒菩薩が此処を降りて来る
おんぼろの殻を被っていた蝸牛の僕は
百年かけて長い長い階段を上って来たのだ
おんぼろの殻はすぐに弾け飛んだ
これでいっきに人間になった
僕は急激に太陽の温度に達した
さあ お行き おばば様が言った
あとはもう何が何だか分からなくなった
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