1
請願遙加備 念々見諸仏
浄土真宗経典 三宝偈より
2
しょうがんようかび ねんねんけんしょぶつ
3
請い願わくば(諸仏よ)(我らを)遙かに加備したまへ。(加備したまへば我ら)念々に諸仏に見(まみ)えん。
4
「加備」は「加護」に同じ。「加」は仏から授けられる力。「備」はそれを受けることができるようにわたしに具わっている受け手のハタラキ。双方がこれでマッチングする。
5
いつもいつも仏を見ていたい。見られていたい。見ている自分に力を感じていたい。見られている自分に力を感じていたい。安らいでいたい。元気を湧かしていたい。
6
それがかなうようにしてある。遙かな距離から、光がわたしに届いている。お慈悲がわたしに届いている。仏智がわたしに届いている。
7
此処は仏さまとわたしが出会うところ。にっこりにっこりしていていいところ。何処に行っても其処で、出会って出会って、出会っています。
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これは極めて情的な解釈です。仏さまとわたしと二人でいると、この解釈が成り立ちます。信仰信心はわたしのこころが決めています。
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