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仏さまの目からご覧になれば

2013年08月22日 20時14分23秒 | Weblog
仏さまのお目からご覧になれば、わたしたちはどう見えているのでしょう?



わたしたちが見ているようにしか見えていないのだとすればそれは仏さまとは違います。



わたしたちの目に悪人と見えているとしても、仏さまの目には悪人とは見えていないはずです。



善人もそうです。どんなに自分を善人として自負していても、残念ながら、仏さまの目にはそうは映っていないかもしれません。



平等に映っているのです。差別はなさっていないはずです。いや、差別そのものが、あるようでないのです。



みな一人残らず仏の子です。人間界では修行をしています。人間界では人間界の舞台がかかっています。



劇中劇で、みなそれぞれいろいろな役をしています。その役の中で学んでいます。



ああ、そうだったなあ。自分はそんなこととはつゆ知らなかった。こうやってその役になってみると、いじめなんかすべきじゃなかったことが分かってきた。いじめられっ子の役の人がそう述懐しています。



仏さまが彼を抱き取られます。よくそこまで理解をした。その通りその通りと彼の頭を撫でておられます。



少しずつ少しずつ彼は仏に近づいて行きます。仏さまは、すべての人間を仏にする役割を負っています。仏さまは、ですから、慈悲の権化です。
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