雷鳴のとどろく中に、家内は買い出しに出かけた。帰宅してからは娘と二人でしずしずと料理方をしていた。呼ばれてテーブルに着いたぼくは飛び上がった。久しぶりの巻き寿司だったからだ。食べたい食べたい巻き寿司だったからだ。海苔巻きの海苔はいい匂いがした。青いほうれん草と干瓢、椎茸、卵焼きが詰まっていた。「おいしいおいしい」を連発した。
今日は敬老の日。明日、唐津にいる家内の父のお昼に持って行くのだそうだ。なあんだ、そういうことだったのか。
今日は敬老の日。明日、唐津にいる家内の父のお昼に持って行くのだそうだ。なあんだ、そういうことだったのか。