小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



大雄山線井細田駅の東隣に所在している八幡神社は境内に大木が多くて、森の中に社があるような佇まいだった。今年に入り拝殿裏手の楠の大木が何本か伐採され、また春になってからは鳥居近くにあった銀杏が伐採されてしまった。八幡神社の東側には旧久野川の名残の水路が流れていて、その水路の石垣の上に2本の銀杏の大木があって、初冬の頃に黄葉する風景が好きで毎年訪れていた。先日、八幡神社前を通りかかると銀杏の木が2本伐採されていたほか、鳥居近くの樹木が剪定されていて木々の風景が変わってしまった。八幡神社の銀杏の風景は何年も前から撮り溜めているので、同アングルから伐採前後の風景を比べてみたい。八幡神社の東側には水路には擬宝珠つきの太鼓橋が掛かっていて右手に2本の銀杏の木があった。銀杏が黄葉する頃に訪れると、太鼓橋と石垣と銀杏の木の組み合わせがなかなか風情を感じさせる眺めで好きだったが、もうその風景は望むことが出来なくなった。上の写真は初冬の頃、太鼓橋の上から撮影したもの。水路を覆うように葉を広げていた銀杏の枝ぶりが良かったが、伐採されてしまい何とも残念。最後に鳥居前からの風景の伐採前後の比較。以前は拝殿を取り囲むように大木があったので鬱蒼とした雰囲気があったが、伐採や剪定が行われてだいぶ境内は陽が入るようになって明るくはなった。年々、市内の社寺の境内にある樹木の伐採や剪定が行われ、好きな風景がいくつか無くなってしまい何とも残念。

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