小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



6月19日の台風4号通過時、大雨による増水により山王川の護岸が崩落した。崩落場所は小田原市井細田の小田急の鉄橋のすぐ近くで、小田急の鉄橋まで被害が及ばなかったのが不幸中の幸いだった。崩落以降、週末には現場に立ち寄り復旧作業を撮影している。昨年9月に先日崩落した護岸上から山王川を撮影した風景。小田急の踏切上流の左岸側の護岸が崩落し路肩とガードレールが川に落ちた。昨年10月に右岸側から撮影した崩落箇所の風景。この周辺の護岸は過去に何度か補修が繰り返されてきたようで、少し歪な形をしていた。この時、すでに亀裂などがあったのかもしれないが、写真の通り雑草が生い茂り護岸のコンクリートは良く見えない状況。崩落のあった翌日の6月20日の様子。応急処置的に土嚢が何袋か積まれている。護岸上の路肩とガードレールは川に落ちていた。 6月24日の崩落現場の様子。崩落した護岸部分は上部まで土嚢が積まれている。左岸側の道路は重機が置かれ、片側1車線の交互通行となり復旧作業が行われていた。この日は増水した水も減り被害箇所の全容が分かるようになった。小田急鉄橋側の護岸は崩落、真ん中の護岸は今回の被害かどうかは分からないが、護岸下部に亀裂と剥落、上流側の護岸は土砂が流出し空洞が出来ていた。 7月1日の崩落現場の様子。上流側の護岸が木材と鉄パイプで補強されている。対岸から補強箇所を撮影。川床にも土嚢が沈められている。補強箇所の護岸をよく見ると、どうやら型枠のようでコンクリートを打ったようだ。左岸側から崩落した護岸周辺を撮影。やはり上流部分の護岸はコンクリートが打たれていた。 7月8日の崩落現場の様子。上流部分の護岸の型枠が外れている。対岸からコンクリートを打って補強した護岸を撮影。右側の護岸との間にあった隙間も塞がれている。右岸の小田急の線路側から崩落現場を撮影。川床の土嚢がかなり増えた。左岸側の崩落箇所上部の道路も路肩が修復されガードレールのポールも設置されている。台風以降、交互通行が続けられているこの区間も、まもなく通常通行が出来るようになるようだ。崩落現場から山王川を撮影。小田急側の護岸は土嚢が積まれたままだが、今後どのような工事が行われるのか気になるところ。今回の復旧工事も応急処置的な工事のようなので秋以降どのように、この周辺の護岸の補強が行われるのか注目したい。

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