椀 2008-07-07 | 陶器 最近、いろいろと忘れることが多い 忘れることさえ忘れた、などと言っていられないほどに 忘れているといえば、例えば、仏のこと 思い出してみる あの感じが、少しずつ戻りつつある これは、夏のせいか 私は幼年期を寺で過ごした いま、その意味合いを問う歳になったのか
思い出せない 2008-07-06 | 陶器 ひとの名前が出てこない あのウイーン派のあの画家 アールヌーボーの ジャポニズムを意識したような エゴン シーレが師事した あの画家の名が出てこない 思い出そうとしてから、もう一ヶ月以上たつのに、出てこない あの画家の名が出てこない
6月の雨、7月の風 2008-07-01 | 陶器 7月の風 さむくはない むしろ ここちよい そうだ、きのうまで、6月であったことを わすれていた はとが あるく ぷらたなすは みどり おんなが こうえんで たばこをすっている たどりついたところには いつもの こうけい ちいさな じどうこうえん おんなは たばこをけし たちさる いつもの こうけい でも きょうは 7月 7月の風が吹く
昼寝 2008-06-29 | 陶器 昼寝をしていたら、突然ベルがけたたましく鳴った。 わたしは、とっさに枕元のめざまし時計のストップスイッチを押した。 止まらない。 電話だった。いそいで起きて受話器をとったら、不動産の勧誘だった。 と、いうことだ。