初めての妊娠&子育て

8歳差の姉弟を育てています。色々色々ありますが、子育ても仕事も結構楽しくやっています。

おたふく風邪

2010年02月01日 | Weblog
昨年末に姪がおたふく風邪になり、母もそれがうつりました。
母は以前に罹ったらしいのですが、色々種類があり一度なってもうつって症状が出ることもあるらしいです

おたふく風邪の原因は、ムンプスウィルスによる空気感染で潜伏期間は、およそ2~3週間です。
かかっても症状が出ない人が、30~40%もいるそうです。
特別な治療はありません。抗生物質も効きません。
ただ、痛みに対して痛止めを使う程度とのことで姪も母もとっても辛そうでした。

食べ物を噛んだり飲み込むときに痛みが出てくるのが最初の症状のことが多く
(このせいで食べるのが大好きな姪っ子が結構痩せてしまいました。)
次に耳下腺の部分(耳たぶから耳の前のあごのラインに沿った所)が腫れて痛くなります。
通常、片側から始まり3~4日の内に両側が腫れてきます。
ただし、片側だけしか腫れない人もいますが、この場合でも後でもう一度かかることないとのこと
約80%の人に発熱がありますが、合併症がなければ1~3日程度で熱は下がるとか。

恐いのが合併症で下記のようなものがあります。

(1)無菌性髄膜炎
最も多い合併症で、おたふくかぜの2~10%に見られます。
発熱・頭痛・嘔吐が症状で時にけいれん・意識障害なども見られることがあります。
5000人に1人の割で脳炎をおこし死亡することがあります。

(2)睾丸炎・卵巣炎
思春期以降の男性では、20~30%に睾丸炎があり、まれに不妊症の原因となることがあります。(友人がこれで治療中)
卵巣炎では下腹部痛を認めます。

(3)急性すい臓炎
数%にみられ発熱や激しい腹痛・下痢・嘔吐などの症状が出ます

(4)難聴
以前は1万人に1人とされていましたが、最近では250~400人に1人との調査もあります。
片方の耳が聞こえなくなり一生治りません。

新型インフルエンザの接種もまだ出来ていないので気懸かりではあるのですが、私の中でおたふく風邪の方が優先順位が高くなりました

人によってはうつしてもらえば、なんて乱暴なことを言う方もおりますが、
辛いのはちびで看病しないといけないのは私で、何より合併症なんかが心配ですからそんなハイリスクなことお断りです。

そんな訳でちびの保育参観の後に病院へ行き予防接種を受けて来ました。
おたふく風邪の予防接種は1歳から接種可能です。←もっと早いとこ受けるべきでしたね…

無論、任意接種でした。
(※妊婦はおたふく風邪ワクチンの接種を避け、ワクチンを受けてから2ヶ月以内に妊娠しないように気をつけないといけないそうです。)

接種回数1回で、黄熱病、麻疹、おたふく風邪、風疹などの生ワクチン以外のワクチンとは同時接種可能です。
最近新型ワクチンがだぶつき始めたとの情報を入手、早めにちびに受けさせようかな