初めての妊娠&子育て

8歳差の姉弟を育てています。色々色々ありますが、子育ても仕事も結構楽しくやっています。

Concert for KIDS~0才からのクラシック~

2008年09月08日 | Weblog
Concert for KIDS~0才からのクラシック~なるシリーズものがありまして土曜日にちびと行ってきました。
一般的にはクラシックのコンサートというと、未就学児の入場不可などの限定があるのですが
このコンサートは何歳でも入場OKというとてもありがたいものでチケット代も非常に安価。
まだおっぱいを飲んでいるような赤ちゃんでも、生の音に触れることができる。
これなら育児中のお母さんでも気兼ねなく、コンサートを楽しめるものであろうと思っていてずっと気になっていたコンサートでもありました。

今回のプログラムは、白鳥や子犬のワルツ、ラプソディーインブルー、リベル・タンゴやオペラ「ホフマン物語」よりオランピアの歌(オランピアのクプレ「生垣には、小鳥たち」)等々とても多彩なもので
出演は天羽明惠(ソプラノ)/古川展生(チェロ)/和谷泰扶(ハーモニカ)/松川儒(ピアノ)と非常に豪華なメンバー。
ハーモニカの方以外は以前に一緒に仕事をさせて頂いた方々でもあります。

今回行ってみて感じたこと
普通のコンサートと違うのは、赤ちゃんの泣き声がちょっと聞こえるくらいだろうと思っていたのですが
演奏に差し障りのある程度まで響いています・・・。
席が後ろの方だったのでちょっと聞こえづらい…。
一応お子様が泣き出したら気分転換に外に~と注意書きがあるのですが、有料のためなのか自身も好きなで聞きたい方なのかそのまま席に…
話し声も割といつまでもあちこちで聞こえ続けます。
幼稚園くらいの子供達が走り、親も大きな声を出すわけに追いかけて走るわけにもいかず、バタバタバタバタと走る足音…

「0才からのコンサート」は「好き放題して良いコンサート」という意味ではなく
「赤ちゃんでも生の楽器の音や声を楽しめるコンサート」だと思うのですが・・・。

今回はちょっとタイミングが悪かっただけで他でもどうかは分かりませんが、聴衆のマナーとして守らなければならないことは、大人も子供も一緒です。
私も同じですが、保護者の方は子どもへの働きかけの機会をとても楽しみにしている。       
小さな子どもを連れて行くのであれば事前にきちんと注意しておくことやマナーについて話したり、開演までの準備や演奏を楽しめる雰囲気づくりなど、コンサートを楽しみ、小さな良き聴衆になれるように音楽に触れるだけでなく、それらをきちんと子供に教える機会になってくれることを願います。

赤ちゃんの泣き声に関して思ったことは、照明が暗くなることや初めてのコンサート会場色々な要因があるとは思いますが
初めて聴くオーケストラの音というのも赤ちゃんにとっては不安なものなのかなと思います。
会場ではあちこちで、泣き声がきこえます。
出入りも多少はできますし、気にせずと司会の方も言うのですが、やはり、泣かれてしまうと周囲の方にとっても保護者の方にとってもコンサートは味気ないものになってしまう気がします。
参加型の歌(手遊びを含む曲「初めての演奏会」)の時は泣き声も話す声も止まり、会場が一体となっていた気が
言葉がある物だと身近なものにつながるし、やはりママが歌うと、子どもたちも落ち着くし安心できるのかなと思います。
プログラムの内容にも左右されやすいようです。

ちびは今回の演奏会で何を得たかは分かりませんが
楽しかった~と言ってくれたのでまた行ってみようかと思っています。