↑楠ヶ山城があったところと目される清蓮院
10月24日(月)午後、「楠ヶ山城」としての「清蓮院」と「湯殿神社」を訪れた。
楠ヶ山城は船橋市楠が山町にあり、清蓮院、湯殿神社、熊野神社辺りが小高く「楠ヶ山城」だったと言われている。
現在の清蓮院はコンクリート製であるが、高台の平坦な本殿、境内はかつての郭跡を想像させる。また、湯殿神社へ登る道は土塁の一部で正に城の機能そのものだ。全体的にみればかなり遺構が残っているように思う。
船橋市内にあったと言われる城を廻ったが楠ヶ山城が最も城の実在感を感じさせる。城主は不明だが時代的に守護の千葉氏につながる者には違いない。船橋市北部の田舎の村々に村落単位に城があるのは興味深い。
↑楠ヶ山城があった高台
↑清蓮院への階段
↑湯殿神社
↑湯殿神社への切り通し?
↑清蓮院、湯殿神社近くの土塁