「ウォーキング三昧」in 滋賀

「ウォーキング三昧」は2013年3月以来発信して来ましたが2019年5月1日、「スローライフ滋賀」に移行しました。

【滋賀・近江の先人第21回】牛のよだれ商法の元祖・秩父で成功・矢尾喜兵衛(滋賀県日野町)

2019年03月30日 07時00分00秒 | 滋賀・近江の先人
矢尾喜兵衛(初代)、1711年(正徳元年)-1784年(天明4年)、江戸時代中期の近江商人。
矢尾喜兵衛は、近江国蒲生郡中在寺村(滋賀県日野町)の農業、大橋利兵衛の二男。

1725年(享保10年)14歳の時、日野栗屋町の富商「矢野新右衛門」の出店である武蔵国秩父郡野上村現埼玉県長瀞町)の日野屋矢野五郎右衛門店に奉公した。15年の奉公生活を経て支配人に昇格した。
寛延2(1749)年39歳の時、主家を辞し別家して「矢尾」と称した。改名は、主家矢野の1字を貰い、尾は山鳥の尾がしたたるの如く、長く家運が続き、主家の恩義を忘れないとの考えに基づくものだという。
喜兵衛は、秩父大宮(秩父市)に舛屋利兵衛の店名で酒造業(現秩父錦)と万卸小売業(太物、米塩、大豆、茶、たばこ等、あらゆる日用雑貨)(現矢尾百貨店)を主家との乗合商いの形態で開店した。麻・綿織物商、質屋も兼業した。矢尾家は、乗合商いという合資形態の店を、関東地方に判明しているだけでも通算16店展開したと言う。

  

矢尾喜兵衛は、39歳で創業し、商売の基盤が固まった50歳で嫁を娶った。その後は支配人を秩父に置き、国許の近江日野に居住し、毎年店務監督のため下向した。
終始主恩と奉公人の労苦を忘れず、自らを厳しく律し、どんな物品も粗末にせず、効用を使い尽くすことに努め、質素篤実に徹した生涯を送った。
矢尾喜兵衛は一括千金のやり方ではなく、こつこつと細かい儲けをはじき出す商法(牛のよだれ商法)で代を築いた典型的な近江商人であった。
美談として、商売が繁盛につれ、益々主家への恩義を感じ、1774年(安永3年)から凡そ100年間(江戸時代の終わり頃まで)にわたって毎年100両を主家に納め恩義の意を表したと伝えられる。

近江の日野商人矢尾喜兵衛の「舛屋利兵衛」は創業以来、約300年を経て、現在も埼玉県秩父市において、矢尾本店(酒造業)と矢尾百貨店(デパート)として存続している。

http://chichibunishiki.com/
http://yao-dept.jp 

「ウォーキング三昧」ブログ6周年

2019年03月28日 07時00分00秒 | 東近江ライフ
 2013年03月28日に「ウォーキング三昧」ブログを始めて丸6年になりました。

2017年夏まで千葉から発信していましたが2017年夏に40数年ぶりに故郷の滋賀にUターンし、現在に至っています。
昨年2018年病気で約半年間ストップしましたが後半から何とかまた、再開に至っています。
一時ストップにもかかわらずこの6年間お陰様で「ウォーキング三昧」ブログの読者数は少しづつ増えています。この先いつまで続くかは分かりませんができる限り続けたいと思っています。

 ただ、病気をしてブログの内容が「ウォーキング三昧」と異なってきたこともあり、新元号に変わるのを機会に、「ウォーキング三昧」の続編として現状に即した新しいブログに移行する予定です。

 新しいブログ名は「スローライフ滋賀」を想定していますが決まれば、別途お知らせ致します。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

4/13-14 東近江市の春の例祭「建部祭」@日吉神社(東近江市建部日吉町)

2019年03月26日 06時52分40秒 | 東近江ライフ
建部祭
場所:日吉神社(東近江市建部日吉町)
開催日:4月13日、14日
14日午後12時~

建部祭りは、上之郷6ヶ村と下之郷7ヶ村の郷祭りで、祭りの起こりは古墳時代と歴史がある。
上之郷から3基の神輿と下之郷からの3基の神輿が日吉神社に集まり、日吉神社の神輿と合わせて7基の神輿が拝殿前横一列に勢ぞろいする。

各社の神輿は豪華金色絢爛で着流しに裾を羽折り、白股引に紺の脚絆の近江商人旅姿をして担ぎ、神社の馬場を練り歩く。
また、宵宮(4月6日(土))では上之郷から日吉神社に渡りが行われ、この時の奥村神社(五個奥町)のおばけ提灯の渡御が異彩を放っている。
おばけ提灯は直径1.5メートル、重さが320kgと東京浅草の草津寺に匹敵する大きさだ。
※雨天の場合はおばけ提灯が見られない場合がある。

2018年の建部祭のブログ
https://blog.goo.ne.jp/ntt00012/e/852264c4e84cba032985307f561f6bf8


4/14 参加者募集 余呉湖でポールウォーク&ピクニック

2019年03月25日 20時17分38秒 | ウオーキング
 NPO法人・近江八幡市中間支援センターは4月11日午前8時半から長浜市余呉湖で「ポールウォーク&ピクニック」を開く。

ポールウォーキングは杖のようなポールを使うことで膝の負担を軽減し楽に歩くトレーニング法で、成人病予防やダイエットなどに効果があるとされる。余呉湖で桜と菜の花を楽しみ、ランチに舌鼓をうつ。

主催:NPO法人・近江八幡市中間支援センター
開催日時::4月11日(木) 08:30~15:30頃
集合・解散:近江八幡市役所または近江八幡駅南口
参加費:4300円(バス・弁当代含む)
その他:ポールの貸し出しは別途500円が必要
インストラクター:高野元男氏
参加申し込みと問い合わせ:NPO法人・近江八幡市中間支援センター(TEL:0748―33―5510)

【滋賀・近江の先人第20回】化学繊維市場の礎を築いたパイオニア、倉敷紡績創業・藤井 彦四郎(東近江市)

2019年03月24日 08時17分09秒 | 滋賀・近江の先人
藤井 彦四郎(ふじい ひこしろう、1876年(明治9年) - 1956年(昭和31年)は、近江商人。日本の化学繊維市場の礎を築いたパイオニアの1人。

1876年(明治9年)、三代目藤井善助の次男として滋賀県神崎郡北五個荘村大字宮庄(現東近江市)に生まれる。

滋賀県商業学校(後の滋賀県立八幡商業高等学校)に入学するも中退。
朝鮮元山の近江商人宮原商店に奉公し修業を積む。その後、京都に戻り、長兄と共に父・藤井善助の家業を手伝う。
父・善助の死後、分家し、1907年(明治40年)に糸商「藤井彦四郎商店」(現・藤井株式会社)を創業する。

藤井彦四郎は、フランスにおいて人工絹糸(レーヨン)が発明されたことを知ると、フランス、ドイツから見本品を輸入し「人造絹糸」と名付けて宣伝活動を行った。
大正期になると帝国人造絹絲(現・帝人)や旭絹織(現・旭化成)などにより人造絹糸の国産化が図られるが、藤井は工場経営は行わず毛糸事業に重点を移し、共同毛織、共同毛糸紡績(現・倉敷紡績)を興して「スキー毛糸」のブランドで成功を収めた。

藤井協成会は藤井彦四郎が私財を投じ1936年(昭和7年)12月に設立。地域の教育振興や文化の向上、社会福祉の増進に関する事業の助成・補助を目的とする。毎年、教育関係機関などに要望に応じた寄贈を行っている。
2019年も故郷五個荘の3幼稚園に寄贈している。

以下、その模様は滋賀報知新聞サイトへ。
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0028683

藤井彦四郎が1934年(昭和9年)に滋賀県東近江市宮庄町に建築させた迎賓館は、「五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸」として名勝となっている。


<Wikipedia引用>

4/6-7 東近江市の春の例祭・最上踊り

2019年03月22日 07時00分00秒 | 東近江ライフ
東近江市大森町で、「最上踊り」が毎年4月に行われる。

「最上まつり」は、今も昔もそれほど変わらぬ美しい環境のなかで、300年以上もの間伝えられてきた祭りだ。祭りのなかで披露される「最上踊り」がこの祭りの最大の見せ場。
江戸時代にこの地の領主だった最上公を偲んで、毎年4月の第1土曜、日曜に繰り広げられる。
秋田の最上藩が転封で近江の東近江の地にやって来て以来の行事である。

最上踊り=大森神社周辺
4月6日:午後7時半 大森神社(東近江市大森町)~八坂神社(東近江市尻無町)
4月7日:午後1時半 大森神社(東近江市大森町)~自治会館前(東近江市尻無町)

【滋賀・近江の先人第19回】飛鳥時代の日本の皇族・歌人。天武天皇の妃・額田王(ぬかたのおおきみ)(野洲市)

2019年03月20日 07時00分00秒 | 滋賀・近江の先人
額田王(ぬかたのおおきみ、ぬかたのきみ、生没年不詳)は、飛鳥時代の日本の皇族・歌人。大海人皇子(天武天皇)の妃(一説に采女や巫女)。
滋賀県野洲郡鏡里出身(現野洲市)。出生地に関しては大和国平群郡額田郷や島根県東部(出雲国意宇郡)に求める説がある。

額田王は、東近江市にも非常に関係がある。
それは東近江市に「蒲生野万葉の森」があり、ここであの有名な額田王と大海人皇子(天武天皇)が狩りと歌を読んだところだ。
天武天皇(てんむてんのう)は、7世紀後半の日本の第40代天皇で天智天皇とは異父兄弟であった。従って、1400年も前の人達である。
興味のある方は是非、東近江市の「蒲生野万葉の森」を訪れ、思いを馳せて欲しい。特に春の桜は綺麗である。

2018年春の万葉の森
https://blog.goo.ne.jp/ntt00012/e/5721ca6f2953099d3a8279b6fd34921d

額田王(『万葉集』)の表記が一般的であるが、額田女王、額田姫王(『日本書紀』)、額田部姫王(『薬師寺縁起』)とも記される。
『日本書紀』には、鏡王の娘で大海人皇子(天武天皇)に嫁し、十市皇女を生むとある。
十市皇女の出生後、天武天皇の兄である中大兄皇子(天智天皇)に寵愛されたという話は根強いが確証はない。状況証拠は『万葉集』に収められた歌のみである。

鏡王は他史料に見えないが、「王」称から2世 - 5世の皇族(王族)と推定され、一説に宣化天皇の曾孫という。また、近江国野洲郡鏡里の豪族で壬申の乱の際に戦死したともいう。

特に
茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(額田王)

紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも(大海人皇子=天智天皇)


の2首などをめぐって天智・天武両天皇との三角関係を想定する理解が一般にある。

額田王が絶世の美人であったというのは小説などでは通説となっている。しかし額田王に関する記述がごく限られており、その容貌について物語る史料があるわけではない。
(Wikipediaより引用)

3/31 レンガのえんとつ寄席(東近江市)

2019年03月18日 06時44分59秒 | 東近江ライフ


3月31日(日)、「レンガのえんとつ寄席」が開かれる。
社会人落語優勝者らアマチュア落語家6人が登場する。

開催日: 3月31日(日) 13:30から
場所: 東近江市西中野町3-14-2「レンガのえんとつ とまれ」
入場料: 無料

正午から、「ちらし寿司」と「ぼたもち」を販売。

近江家八景さん(090-6112-0508)

3/21 びわこジャズ東近江 プレイベント彦根で開催

2019年03月17日 10時24分01秒 | 東近江ライフ
毎年恒例の「びわこジャズ東近江2019」は4月28日(日)-4月29日(月)に東近江市で開催される。今年は10周年で、東近江市役所~近江鉄道八日市駅周辺が会場である。

これを盛り上がるため、「びわこジャズ東江のプレイベント」が3/21に彦根で開催される。

期日:3月21日(木)
場所:ビバシティ彦根(JR南彦根駅前)の1階センタープラザ
演奏時間:11:00~、13:30~の2回
演奏者:ピアノ:大野綾子、ボーカル:木原鮎子、ベース:平川雅子
観覧料:無料



3/16-17 近江八幡市の左義長まつり

2019年03月16日 08時23分31秒 | 東近江ライフ
湖国に春の訪れを告げる近江八幡市の左義長まつりが、3/16-17の2日間、日牟禮八幡宮とその周辺の旧市街地一帯で繰り広げられる。

織田信長が安土城下で始めたと伝わる祭りで、城焼失後は、豊臣秀次の八幡山築城後に安土から移り住んだ町衆によって継承され、発展した。
今年も13基の山車とともに、長襦袢を着たり、化粧した「踊子」と呼ばれる女装の若衆によって、「チョウヤレ、マッセマッセ」のかけ声とともに2日間、旧市街地を練り歩く。

3月16日(土)は、
午後1時ごろに全ての山車が同宮馬場に参集し、「左義長ダシコンクール」の審査に続いて、神事が行われた後、午後2時ごろ打ち上げ花火を合図に顔に化粧した若者衆らに担がれて旧市街地を巡る渡御に出発する。
山車は約3時間後に同宮に戻り、午後5時半ごろから拝殿でコンクールの審査発表が行われる。夜は各町内の左義長宿で山車がライトアップされる。

3月17日(日)は、
午前10時半ごろに宿を出発して町内を練り歩いた後、複数の山車が再び宮入りする午後2時ごろから白雲館前や馬場入口付近で「けんか」と呼ばれる山車同士のぶつけ合いが繰り広げられる。
午後8時からは、くじを引いた5基の山車に奉火が一斉点火され、春の宵空を焦がす。その後、20分おきに山車に神火が順次移され、まつりのクライマックスを迎える。

マイカーでまつり会場を訪れる人を対象に、近江八幡市役所前の臨時駐車場から市営小幡観光駐車場まで無料シャトルバス(午前11時から午後7時まで、17日は午後10時まで約10分間隔)を運行する。シャトルバスを利用する場合は、1台につき駐車料300円が必要。

<滋賀報知新聞>