juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

ルチアーノ・パバロッティ

2020年09月11日 | 食・レシピ


朝晩は少し涼しさも感じるようになって来ましたがまだまだ暑いですね。
元気ジム、麻雀教室、センター、と元気に通っております。

2006年イタリア・トリノの冬季オリンピックの開会式で、パバロッティがプッチーニの「トゥーランドット」の有名なアリア「誰も寝てはならぬ」を歌った姿、今でもよく覚えています。
実際はクチパクでしたが、これが彼の最後のステージとなり、翌2007年に亡くなりました。もう13年になるんですね。

今、そのパバロッティの初ドキュメント映画が公開されているんですよ。こう言う映画は渋谷のル・シネマ辺りしか上映しないだろうと思ったら、珍しくT・ジョイ大泉でも上映しているので、パバロッティ、是非聴きたいと言う所沢の義姉とばあばと3人、前日にネットで席を確保して昨日観に行って来ました。

生い立ちや私生活は殆ど知らなかったので、私には新鮮でした。あの声は合唱団で歌っていたテノールのお父さん譲りだったんですね。
「ラ・ボエーム」のロドルフォや「トスカ」のカバラドッシなど絶頂期の声はまさに圧巻でした。マリアカラスの映画の時は音源が余り良くなかったですが、時代がちょっと後ですからね。録音技術の進歩でしょう。素晴らしい声でした。
1990年、ホセ・カレーラスの白血病からの復帰を祝ってローマのカラカラ浴場で開催された三大テノールのステージも。これ以降、世界で三大テノールのコンサートがブームとなりましたね。日本でも2002年でしたか、横浜アリーナで行われました。私はとっても行けませんでしたけど。

余談ですが、三大テノールではパバロッティが一番年長で1935年生まれ、次いでドミンゴが1941年で私と一緒。カレーラスが1946年生まれです。2002年か2003年に、オーチャードホールで「トスカ」を観たのとサントリーホールでカレーラスのコンサートを聴いたのが、この世界に入り込んだ私のきっかけです( ◠‿◠ )
3人の中では、パバロッティの声が一番好きかな。パバロッティの後継者と言われ、日本にくる度聴きに行っていたサルバトーレ・リチートラがバイク事故で早逝したのが残念です。

Tジョイ大泉、久しぶりでしたが結構賑わっていましたね。席は左右一人分空けてでしたが、パバロッティフアンも多いようで8割方埋まっていました。至福の2時間でした。

お昼は1階のイタリアン、ピエトロで、私は何時もナスとひき肉の辛味スパゲティです。
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2 コメント

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私も月曜日晴れれば久し振りのゴルフなのだけど (きゅりー婦人)
2020-09-12 12:55:24
じいじ様も久しぶりの映画ですね。この調子で少しづつ前の生活に戻りたいものです。それにしても、パバロッティの映画とは。これでは映画とオペラを一度に観たようなものです。例えが悪いですが、盆と正月が一緒に来たようなものです。

じいじ様のオペラ好きの原点は「トスカ」と「カレーラス」だったのですね。でも、私が同じものを観てもそうはならなかったでしょう。何かが違うのです。エイム・ハイ様が続けているピアノも私は1年しか持ちませんでした。感受性でしょうか、忍耐力でしょうか。

Tジョイ大泉を初めて検索してみました。ビックリでした。先ずは最近の映画館の変わりように。そしてここが東映大泉撮影所だったことに。東映大泉と言えば、そこの運動会を偶々見に来ていた佐久間良子がスカウトされた所です。くだらないことだけはよく覚えています。

昼のイタリアン、ピエトロと聞いて、どこかで聞いた名だなぁと思ったら、ドレッシングで有名なピエトロのレストランだったのですね。ドレッシングと言えば、私は専らサウザンアイランドでしたが最近はすっかりご無沙汰です。そう言えばバンバンジーも。年のせいでしょうか。

このパバロッティの写真の「人生のすべてを歌にぶつけているからだ」は何か中途半端です。映画を観れば判るのでしょうが、これはどなたかが言ったセリフで、この前に「彼(パバロッティ)が偉大なのは」が付いているのですよね。ねぇーじいじ様。

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Unknown (ごようつつじ)
2020-09-14 20:28:50
今朝は涼しかったですね。
今日は一日冷房なしで過ごしました。

昨日いこいの森公園では、ジュウガツザクラが二分咲きくらいになっていました。

「ババロッティ 太陽のテノール」、じいじさまはル・シネマに行かれると思っていたのですが、ハズレてしまいました。
ごようつつじは吉祥寺で観ました。

ババロッティを知ったのは、1990年のサッカーワールドカッブの前夜祭の三大テノール競演でした。
録画してあったビデオをひっばりだしたり、CDを聴いたりして映画館へ。

「ハイC」と呼ばれる高音は別格のすばらしさ・すごさでしたが、ごようつつじは「ハイC」が出なくなってしまつた彼を批判する声が多くてなつていく中、「喜びも悲しみも挫折も重ねた人生すべてが彼の歌声に表れている」と語るボノ(U2)のことばが胸にグーンときました。
そしたその後に続くドミンゴの指揮で歌った「トスカ」はよかった!!
「ハイC」がいっぱい出ていた時には絶対歌えなかっただろうと思いました。
感動の涙がこぼれました。

「何せ、彼の声はアクロバット級、ガンと心の深い所に響き、コロナ禍で塞ぎがちな気持ちを吹き飛ばしてくれます」(檀ふみさん)
まったくその通りでした。

ロン・ハワードは監督名で映画を観る監督の一人です。
この作品もパバロツテイの人生を深くほりさげて、ババロッティという人間に真剣に向き合っているという感じで、見応えがありました。
やつぱり映画は監督が大事ですね。

ステージと客席が一つになつてどよめく、映画の中のようなステージはまた戻ってくるでしょか。
その日がくることを祈るばかりです。
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