どんだけ積もっているかなと、朝起きて外を見ると全然雪の気配もなく拍子抜けでした。 そんなことを言ってはいけませんね(*^_^*)低気圧が大分南の方を通ったせいだとか言っていましたが、これで午後からはセンターへパソコン教室のお手伝いに行けます。明日も六本木で高校の同窓会東京組の新年会があるので、私としては降らなかったことは大助かりです。
一昨日、新国立劇場で「こうもり」を観て来ました。ワルツ王、ヨハンシュトラウス二世のオペレッタです。ちなみにオペレッタとは軽歌劇と称され19世紀後半から20世紀初頭にかけてウイーンやパリで流行った風刺のきいた大衆的で喜劇的なオペラのことを指します。このシュトラウスの「こうもり」、オッフェンバックの「天国と地獄」、レハールの「メリーウイドウ」などが代表作ですね。「こうもり」はヨーロッパのドイツ語圏のオペラハウスでは年末年始の定番中の定番だそうです。
舞台は初演時、ある大都市近郊の温泉保養地(1874年、ウイーン近郊の温泉保養地バーデン)、お話は「かってアイゼンシュタインに馬鹿にされたこうもり博士ことファルケの復讐の企てとも知らずに、留置場行の前にロシア貴族オルロフスキー侯爵の夜会に出かけたアイゼンシュタイン。仮面をつけた妻ロザリンデ、女優になりすました小間使いのアデーレ、騎士と偽ってやって来た刑務所長フランク、一同を巻き込んでの大騒動も最後は「すべてはシャンパンの泡のせい」で大団円となります。
歌手陣はアイゼンシュタインのバリトンアドリアン・エレートを始めロザリンド役、など主要役の人がみなさんウイーン出身などオーストリアに縁のある人で世界のオペラハウスで歌っている方でした。オーケストラは東京交響楽団で指揮はウイーン生まれのアルフレート・エシュベさんでした。1874年のウイーンというのは前年に株が暴落してそれまでのバブルが崩壊し、ハプスブルグ家も陰りが見えたころですね。せりふの中に時々日本語が出てきたり、楽しい3時間でした。
新国立劇場の来シーズンの演目が決定して、もうチケットの予約申し込みなんですよ。来年のことを言うと・・・・何とか言いますが、
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