パエリア、とっても美味しかったです。本場の味はやはり違いますね。本当の本場はアンダルシア地方だそうですがマドリッドのパエリア専門店で頂きました。この大きなお鍋で6~7人前との事でした。今度のスペイン旅行、多少腰が痛くなったりしましたが、大いに楽しんで、まずは元気で帰って来れました。
成田へ前泊して28日に出発、一昨日帰って来ました。スペインには直行便が無いので、ヨーロッパ各地での乗り継ぎが必要になりますが今回はフィンランド航空でヘルシンキで乗り継ぎでした。ヘルシンキまで約10時間ちょい、ヘルシンキからマドリッドまでが4時間30分でマドリッド到着まで17時間位かかりました。2,3日、スペインは豪雨とかで(久しぶりの雨で恵みの雨だとか言っていましたが)着いた夜は多少雨が残っていましたが、翌日から回復し、帰るまでどこも快晴でした。事前の情報では少し涼しいかも、と聞いていたのですが連日30度位の暑さで、半袖でも暑かったですね。尤も日陰に入ればとても気持ちが良い気候でした。
マドリッドでは、ピカソの「ゲルニカ」を、プラド美術館ではエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、などの巨匠の名画を鑑賞して来ました。スペイン語を学ぶためこちらに来てスペイン人の男性と結婚。今19年目と言うガイドさんがとても解りやすく説明してくれました。
右の写真は、マドリッドの南1時間くらいの所にある古都トレドの街。パラドール(国営のホテル)のテラスからの眺めです。エル・グレコが住んだ街としてしても知られています。南のアンダルシアへ向かう途中のラ・マンチャ地方には、今は観光用ですが「風車の風景」が残っています。一番手前の風車さん、何だか笑っているようにも見えますね。ドン・キホーテのセルバンテスが泊まっていたという旅籠もありました。
アンダルシアのグラナダへ入り、夜にはフラメンコを鑑賞。観光用とは思いますが相当レベルは高いと思いましたね。ロマの情熱と哀愁がバンバン伝わって来ます。
翌日はアルハンブラ宮殿の観光、14世紀末ごろ今の姿に完成したイスラム文化の華ですね。下の写真は「アラヤネスの中庭」ですが優美な7つのアーチ、その向こうに高さ45mの塔、そしてアンダルシアの青い空、それらが鏡のような水面に映っているんですよ。ほんと美しいですね。
コルドバ、セビリア、と周り地中海に面したマルベーリャのホテルへ。コスタ・デル・ソル(太陽海岸)と言ってヨーロッパの避暑地として夏はとても賑わう所です。ここからロンダの街へ出かけました。私は知りませんでしたが最近公開された織田裕二の「アンダルシア」って映画があるそうで、その舞台がロンダの街だとか。深い谷にかかったロンダ橋の景観、最古の闘牛場などを見学。
マラガから飛行機でバルセロナへ。何と言っても「ガウディ」ですね、サグラダ・ファミリア、写真やテレビでは見ていましたが実際に見て見ると、そのスケール圧倒的ですね。近くで車を降りて生誕の門から入り中を見学、エレベーターで(65mとか言ったいましたが)上へ登りバルセロナの街を眺めても来ました。教会内が凄く明るい感じがしましたね。未だ建設が続いており20年後には完成するとか、永遠に完成しないとか、どうなんでしょうね。外へ出て来て全体像を撮りたくて池の向こうまで頑張って歩いてしまいました。
食事は大概美味しかったですね。小皿料理のタパスやピンチョスのお店も入って見ました。イカ墨のパエリアも結構なお味でした。
お買い物はバルセロナ。スペイン王室御用達のお店「ロエベ」も、ばあばのお供で。チョコレートの「カカオ サンパカにも寄って来ました。
今回、空港や美術館では車椅子を頼み、移動は出来るところはタクシーを使いました。行く先々でアシスタントの人をお願いして手伝ってもらったので、歩く所が多いスペイン旅行でしたが無事完遂出来ました。ツアーのメンバーも同年代かちょっと若いご夫婦の旅慣れた方がほとんどで、天候にも恵まれて、とても楽しい旅行でした。まだちょっと腰が痛くて困っていますが(^_^.)
詳細は、また近い内に「スペイン旅行」のアルバムを作ります。
そうそう、バルセロナでガウディと同じ時期に活躍した建築家モンタネールの傑作「カタルーニャ音楽堂」を見て来たんですよ。これも世界遺産です。おとぎの国の音楽堂みたいでした。
コスタ・デル・ソルやロンダへ行かれたのはちょっと羨ましいです。コスタ・デル・ソルは一時老後住む所として騒がれましたし、ロンダはこの近くに支倉常長の慶長遣欧使節の一部メンバーが居残った町(現在もハポンと言う名の人が多い)があると聞いていましたので。
小皿料理のタバスなどを出すバル(スタンド形式の居酒屋)にも行かれてとても羨ましです。夕食後街を散策しているとバルをよく見掛けたのですが、お腹が一杯の上お酒も飲めないので入らずじまいでした。本当はこうした店をハシゴしてみたかったのですが。
今回の写真も何れも素晴らしいものばかりですね。腕とカメラが違うとこうも違うものなのですね。でも、トレドの写真だけはもう少し右側の方(大聖堂を全部)を写し込んだ方が良いと思いました。でも、そうしなかった理由が何かあったのでしょう。また、サクラダ・ファミリヤの写真を写す場所までよく歩かれましたね。道路を渡って結構歩かなければならないのに。
サンパカのチョコレートやバロセロナのカタルーニャ音楽堂は全く知りませんでした。お蔭で勉強させて貰いました。
アルバムの方も楽しみにしています。