食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Inexperience 未熟者

2012年01月16日 | 食材
晩ご飯に、年末に買っていた、



これが食べたくなって





これ、作り方が英語だ…

って、ショックを受けてたら、

あ、日本語表示もあった。



で、作り始めて気が付いた

我が家には、“米”が無い


最後に食べたのはいつだっけ



で、作り始めちゃったから。

しょうがないので、水の量を半分にして、残ってた赤ワインをドボドボと足して。

“即席・なんちゃって ブッフ・ブルギニヨン” 



…ええ。

味は良かったのよ。

味は、ね…。

問題は、

『肉が硬いよ

40分かけてタマネギをキャラメル色になるまで炒め、

2時間煮込んだのに…。


『まぁ、初めてならこんなものかな

ってな評価


かる~く、ショックを受けた、晩ご飯

Les cornes レ・コルヌ

2011年12月15日 | 食材
私の働く職場の前で、週に2回あるマルシェ。

近所に住んでいる私は、あるイミ、ここが私の冷蔵庫


私が買い物するお店は、ほとんど決まっていて。

お店の方達とも、もう、おなじみさん



そんなお店の1つ。

質の良い野菜たちが手に入る、八百屋さん(マルシェのお店に、八百屋さんは似合わないなぁ)で、



…な…、なんだ?? これは…???



最初、“虫”かと思っちゃった



『これね~、珍しいでしょ

と、お店のマダム。

『初めて見ましたよ。

これ、野菜ですか?』

なんて、当たり前の事を聞いてしまった…

だって、ね。

こんなだよ?


“Les cornes レ・コルヌ”という、これは、トピナンブール(=日本でいう菊芋の仲間)の味に近いような。



最近、というか、ここ10年くらい

フランスでは、“復活野菜”が少しずつ、登場している。

復活野菜、つまり、昔あった野菜たちを再現しよう、という、試み。


日本でも、京野菜に力を入れる農家の皆さんが、注目されていたり。


トピナンブールも、復活野菜の1つ。

フランス料理の料理人さんなら、知っている人も多いのでは?

コルヌは、昔あった野菜、そして、地方限定野菜でもあり。


たまたま、私の隣にいたご婦人が、コルヌの事を知っていたけど。

他の皆さんは、私同様、全く分からず。


『蒸して食べるのよ

と、教えて頂いた。




で、買って帰ってきたんだけど。

皮、剥くのかな? 剥かなくて、いいのかな…? 


そんなワケで、スーさんが帰って来るのを待つ事に。


結果。

皮は、剥くらしい


といっても

コレ、1つが小指くらいの大きさで。

包丁とか、ピューラーで剥いたら、食べる所が無くなっちゃう

なので、

さらし布に包んで、そこに、粗塩をたっぷり入れて、揉む

やさしく、丁寧に。

そして、しっかりと


病み上がりの私達。

うまいこと、おいしい献立が閃かなかったので、

塩ゆでして、バターで炒めて、お肉の付け合わせに。


ほっくり、なかなかおいしかった



私が知らない食材、まだまだあるんだろうなぁ。

次に出会える、ステキ食材は何かなぁ



そんなワケで。

妙なものを見つけて来るのが、私

それを、どうにかするのがスーさん

Dedans 内側

2011年11月14日 | 食材


これ、な~んだ???




正解は、



この中にある




そう。

右手前の、さつまいも



普通に、

『さつまいも下さい』

って言って買ったんだけど。


もちろん、日本みたいな、クリーム色(?)のさつまいもも、フランスにある。

だから、何気なく、皮を剥いてみて、びっくり

ニンジンみたいな色



スープにしてみたんだけど、とっても甘くて、おいしかった



これで、スイーツポテト作ったら、美味しいだろうなぁ、とか、

くりきんとんの餡に…

とか。

想像するだけで、あぁ、お腹が鳴る…。

Legumes 野菜

2011年11月05日 | 食材
そういえば

最近、写真、撮ってなかったなぁ。



って事で、



マルシェでの、戦利品



これで、だいたい3日分



私の職場の目の前で開かれるマルシェは、週2回。

我が家の冷蔵庫が小さいのと、新鮮なお野菜が欲しいのとで、毎回、3日分の野菜達を調達。



日本で買うのに比べて、葉物野菜が少ないのが悲しい所



今日の、収穫の1つ、



これ、

…アレ?

名前、忘れちゃった


初めて見たお野菜だから、つい、買ってみたんだけど。



見た目は白菜。

さわった感じは、柔らかいレタス。

スーさんに、食べ方を聞いて、どうにかしてみよう

(個人的には、

ブタしゃぶと一緒に、茹でて、ゴマドレッシングをかけて頂いてみたい

Vinaigre de Cidre au Miel ハチミツのお酒のお酢

2011年11月04日 | 食材
もはや、皆さんご存知?

私の行きつけの、近所のコーヒー豆屋さん



で、見つけた、



Vinaigre de Cidre au Miel リンゴのお酒のお酢


リンゴのお酒で有名なシードルの、ハチミツバージョンの。

発泡性のハチミツのお酒を使って造ったお酢




我が家では、お酢は、バルサミコ酢が大活躍

普通のお酢は、滅多に買わない(使わない)んだけど

おもしろそうなので買ってみた。


が、

どうやって使おうか??

Italien イタリアの、

2011年11月01日 | 食材
先日、私と、職場のマダム(私の職場のパティスリーのシェフの奥さん)で、

『おいしいピザが、食べたいね~

って、話をしていたら



シェフが、満面の笑みで、

『ハイ』

って、渡して来たモノ。



それは、“パイシート”

(お店の営業用パート・フィッテ→折込みパイ生地)

= 自分で作れ、と




ちょうど、その日の前日、

近所の、私が食材屋さんとして使っている、コーヒー屋さん(コーヒー豆と、紅茶のお店なんだけど、ジャムやらパテやら、いろんな食材も扱ってる)で、



イタリアから直輸入の、トマトソースと、パスタを見つけていて



『オウ、

タイムリー

ッてなワケで、おいしいピザの出来上がり



スーさんに、

『おいしいけど、具が多すぎて、これは、ピザとは呼ばない

と、言われたので、写真は撮らなかった


あえて言いますが、

『おいしかったんですよ



それにしても

近所の、コーヒー屋さんは、どこで、毎回、あんなに美味しいのを見つけて来るのやら

おいしいもの。

2011年10月30日 | 食材
先日、激ウマ

と、ご紹介させて頂いた、バター



ここ2週間の調査(?)で、

“1週間に1個(250g)消費”と、判明。

なので、



2個で2週間分



あ、冬場は、ワタクシ、ダイエッツなんてしませんから




そういえば、小さな生産者さんが頑張っているのは、日本もフランスも一緒。

そんな中で、大成功 と、いえる生産者さんの1つが、





この、フルールジュース屋さんじゃないかな



このジュース屋さん、以前は、本当に小さな家族経営で。

それが、3ツ星レストランのシェフ、トロワグロさんに見いだされて。

彼が口コミで宣伝したら、今では、パリのボン・マルシェや、ギャラリー・ラファイエット(高級デパート)、そして、モノプリ(フランス最大規模のスーパーマーケット)でも買えちゃうくらいの全国規模に

どこかで見かけたら、一度、試してみては??

3ツ星シェフの認めたお味を共有するチャンスかも。



3ツ星シェフといえば、

11月は、名だたるシェフに、日本で会えるチャンスがいっぱい

あのシェフや、あちらのシェフや、あの人も



馬肥ゆる秋。

グルメな皆さんは、大忙し? 

Raisin ぶどう

2011年10月19日 | 食材
『おーい。

おいしいぶどうがあるよ~』

って、ご近所さんに呼び止められた



『じゃあ、買います

と言った私に、タダでくれた、ご近所さん






立派なぶどうにビックリ



近くにあった、



リンゴと比べても、この通り



おいしく頂きました。

と、言いたい所だけど



私が食べたのは、10粒くらい…。

気が付いたら、スーさんが、残りを全部食べちゃった



今度は、自分で買ってこよう

Jambon cru 生ハム

2011年10月07日 | 食材
うふふ。



生ハム300g




私の職場の前では、週に2回、マルシェ(朝市)が開かれている。

野菜や果物は、いつも、ここで買う私。



マルシェは、いつも、同じ場所に、同じお店が立つ。

けれど


居なくなるお店もあれば、新しいお店も、来る。



で、私の職場の右斜め前に、新しい方達がやってきた。

(↑、ムダに詳しい情報だな



イタリアのチーズや、生パスタ、生ハムにワインに、トマトソース etc。

まぁ、イタリアの食材専門店。

このお店の方達が、毎回、飲み物や、バゲットを当店で買ってくれていて、顔なじみさんになって



で、初めて、このお店で買ってみた。

ら、

美味しいじゃない



普段、生ハムが食べたくなったら、7区のスペイン生ハム専門店まで行っていた私。

スペインの、ハモン・イベリコ、大好きなので


イタリアの生ハム、初めて食べたけど、コレもなかなか

こんなご近所で、このお値段なら、毎週通っちゃうかも



ちなみに、

生ハムだけでも、6種類あって。

『いちばん美味しいのを下さい』

って、言って。

切って頂いたのは、

“Parme Luppi パルム・ルピ”

の、24ヶ月熟成

有名な、パルマの生ハム