のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

おもちゃ

2023年04月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 鬼滅の日曜日。なのにおてんとうさまが顔出しているので一日仕事をしてきました。

 夕方、軽く仮眠をとってから同級生宅にテレビを見に行ってきました。先週はこたつの中に陣取って外敵に潜入を防御していた猫三匹。今日は石油ストーブの前で熱波を遮断していました。程よく温まった猫を懐に入れてのテレビ観戦。

 部屋の中には宇随天元さんの日輪刀が飾られていました。昔からできるやつだと思っていましたが、還暦過ぎてこう言うもの買い集めているのはさすがです。さらに押し入れの中には裏ビデオが300本。こいつが亡くなったらこれらの遺産を巡って親族も大変でしょう。

 彼が言うには、小学生の頃お祭りや縁日で売っていたお面を変えなかったことが今日の変なものコレクションの原動になっているのだそうです。

 仮面の忍者赤影の黄金の仮面も持っていて、これなんか彼の死後に継承者を巡って争いになりうそうな気もするけれど、赤影なんて知っているのは50代半ばから上でしょうね。

 この同級生。子供のころから手先が器用で、家の外に積んであるかまどの薪を削ってマンガに出てくるグッズなどを作っていたようですが、ミズキやトチの木などが工作しやすいなんてことを実体験の中から憶えて行ったそうです。

 学校の先生には、そんなもの作る暇があったら勉強しろ!と、目の敵にされたものの、今にして思えばあのまま木工の技磨いた方がよほど社会的に大成していたことでしょう。重要無形文化財、人間国宝になっていたかもしれない。

 隣にお姉さん一家が住んでいるので、独居老人に認定されるかも微妙な立ち位置。

 何事も極めなければ。

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