のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

教育改革

2013年04月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 サッチャーといえば「サッチャーに学ぶ教育改革」と言う本を図書館で借りて読んだことがあります。民主党の松原仁議員や自民党の安倍総理など10人前後の議員が超党派で書いた本です。

 興味深かったのは英国の歴史教科書が自虐史観で書かれていたことで、英国は帝国主義でアフリカを植民地にして奴隷貿易をした悪い国だと教えていたんですね。

 英国でこうした教育が行われていたことも驚きでしたが、コミュニストはこうした方向に歴史教育を持って行きたがるくせに、コミュニストの国は捏造してまで自国賛美の歴史教育をするものです。

 英国病の根源も税金のみならず国民が働かなくなり、国や行政に求めるだけの心境になっていた。

 英国でも主に教育に関しては労働党が中心になって管理していたようですが、荒れる学校、自分の名前もかけないような人間が卒業する学校。蔓延する「ねたみ」。

 ここから変える事で国を変えようと教育改革が動き出し、問題のある学校の教員を総入れ替えするほどの大改革をしました。

 英国の学校と言うと、ハリーポッターや古くは「小さな恋のメロディー」(日本でしかヒットしなかったらしい)が印象的ですが、現実はかなりひどかったんですね。

 要点は依存から脱却し、「いかに自立するか」がテーマだと思いますが、ある意味、日本でも参考になると思います。

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