のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ヒヨドリ

2020年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 薪作りの小屋の周りに雀を大きくしたような鳥が出没するので、ムクドリのムックンと呼んでいましたが、「ありゃムクドリじゃねぇぞヒヨドリだぞ。」と教わりました。

 鳴き声がギャーギャーうるさいのがムクドリで、よく聴くとヒーヨヒヨと鳴くのがヒヨドリだとかで、確かに鳴いている声がヒヨドリでした。ゆえに、ヒヨドリのムックンになりました。

 鳩山に総理をやめろと説得したのがヒヨドリですからなかなか見どころがある鳥ですが、結構あざとく世渡り上手な生き方をしています。

 今日は小屋の周辺のさっそうを刈り払い機で刈り取ったのですが、その際に草についている虫などが飛び出します。それをふらりと飛んできてくわえていく。同じ仕事を狙ってキジが近くに来ているのですが、こいつらは度胸がないので近くまで来ているものの入り込めない。

 廃校になった学校の門の隣のツツジが見事な色合いを出していました。

 卒業生が記念樹で植えたキリシマツツジで、私たちが在学中の時代にはすでに植えられてあったので半世紀以上たっているツツジですが、大きさが全然変わっていないような気がします。

 ひと頃花の数が少なくなりましたは、剪定して手入れをしたら花がよく咲くようになったようです。

 ツツジを眺めていたら近所の70代のおばちゃんにお茶に呼ばれました。

 先月中ごろに東京に住むお姉さんがガンで亡くなったため、意を決して上京し、帰ってきてから2週間ほど家の二階でテレビ見て過ごしていたそうです。身の潔白も証明され先週から晴れて娑婆に出歩ける身の上になったそうです。

 バラエティーは面白くないので昔のドラマなどを見たかったそうですが、出演者に犯罪者が出たり、今の自己規制に引っかかるセリフや状況などが出てくるために放送できないドラマが多いんだそうです。

 もはやテレビなんてそれほど影響力ないし、バラエティーのほうが危ないと思うけど。

 息子さんが言うには東京から戻ってから、一日中氷川きよしのDVD見ていたようで、変な情報番組見るより健康的だそうです。

 ま、確かにねぇ。不安をあおるだけのワイドショー見るよりは、氷川きよしのほうが健康的かどうかわからないけれど、悩みは少ないわな。

 中学生のお孫さんに近況を聞くと、自宅学習中で、週に一度先生が家庭訪問して課題の進行状況や新しい課題などを出していくそうです。修学旅行も延期までは決まっていますが、いつなのかは皆目わからない。京都奈良だから今ならニーハオ人もいないし空いているから安全だと思うけど、警戒が終わったとたん修学旅行がドカーンと繰り出してクラスターなんてことになるのかな?

 6月から学校再開に期待しているようですが、この状態が維持できれば何とかなりそうな気配にはなっています。

 コロナ疎開でこちらに転校生でも来れば面白いかもしれないな。なんて話になりましたが、「都会から優秀な奴に来られたら困る気もする。」と心配してました。

 その気持ちもわからなくもない。

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