のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

商人の話

2013年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 儲かりまっか!儲からはったらなんでもできまんねん!ホナ、3・2・1、ダー!でおます。

 そんなこんなで今日は商売の話をしまんねん。

 紀元前1600年ごろから1000年ごろにかけて、ホンマにあったかどうかわからんチャイナの国に「殷」ゆう国がおましてん。甲骨文字なんぞを作った国やと歴史の授業で習ろうたことやと思うけど、まぁ、そんな国がおましてん。

 余談やけどな。ホンマかどうかわからんけど、この国の王族の名前は「鳳」ゆう姓やったそうや。「へぇ、鳳啓介でございます。ポテチン。」若い人にはわからへんやろな。

 若い人にはわからんゆうたら、その昔オロナイン軟膏のコマーシャルで「浪花千栄子でございます。私の本名は南口キクヨ(なこうきくよ)いいますねん。」なんてコマーシャルもおましたな。

 本名ゆうたら、この殷はホンマの国の名前が「商」やったそうや。殷という町を首都にしはったさかい国の名前が殷と思われているようやけど、なんせ、3000年も昔の話やしな。こまかなことは気にせんといて、確認されているチャイナ史上最初の王朝が「商王朝」でこの国の人たちを「商」の国の人。つまり「商人」ゆうたらしいんやな。

 やがて殷は滅亡し時代は「周」になりまんねん。

 池に落ちた犬は叩け!のチャイナやさかい。負けたら惨めなもんでっせ。定住する土地も得られなかった殷の残党は、物売りをしながら各地を放浪する生活をするわけやねん。この交易で生計を立てている人々を「商」の人。つまり「商人」やな。こない呼んだわけやねん。

 あきない話やろ! ほなな。

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