のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ライトアップ

2023年04月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 利根川の河川敷の公園では夜桜にライトを当てています。それも色付きのライトを当てているのでなんか妙に隠微な桜の花に見えてしまいます。

 最初、桃の花?と思ったほど妙に赤っぽい桜の花。そおっすね。しいて言うなら連れ込みホテルの入り口みたいな?温泉地と言う情状を考慮していうならば、ストリップの玄関的な色合い。

 いくら何でもこりゃねぇんじゃねぇの?電力大変な時に。って思いきや、ここを流れる水路で小規模水力発電やっているんで。環境配慮の税金で作ったらしいけれどこんなもんっすかねぇ。

 ストリップのある歓楽街だったら、浴衣の袖に腕なんぞ隠して歩いていると「お兄さん遊んでいかない?」と声がかかる。あっしはしがない旅のご近所者。無粋なことはできませんわ。それはまた別の機会に。と、やんわり断って都都逸なんぞを口にしながら去っていく。

 そんなことなんぞを考えながらライトアップされた桜の下を歩いてみると、季節は春でござんす。

 やっぱアベックがいるのね。

 ご苦労さんなこってす。野暮なことは申しませんからせいぜい励みなされ。

 と、見えぬふりして通り過ぎましたが、基本的に高齢者しか住んでいない土地ですからね。彼らから見たら私の方が未成年に見える年頃です。

 カップルの皆様、お互いの介護のために連れ添って歩いているようで、独居老人予備軍といたしましてはお達者でようござんす。

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