のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

山女

2022年07月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 八海山に行ってきました。八海山と言っても日本酒ではなく越後の国にある1700mクラスの山です。飲みに行ったんではなく登山に行ってきました。

 登山と言っても環境調査で土の採取や水の採取の仕事。

 参議院選挙の投票日だから人手も少ないだろうと思われましたが、こんな時に道楽の山登りに来る非国民が随分いました。投票したなら自宅で蟄居して喪に服せよ。日本大変な時なんだから。

 日曜はロープウェーが30分早く営業するので、同行する長岡の山女(ヤマメじゃないよやまおんなだよ)は足が速いから午前中には仕事も終えられそう。鎖場に行列ができる前に急ごう!と、速足で出発。

 トキソウの花が咲いてました。

 心がすさんで荒ぶるときに美しい花はいいもんです。トキ色と呼ばれる淡いピンクがトキソウの名の謂れなんだとか。

 先月の志賀のように大きな荷物はないのですが、岩場越えや懸垂下降してデータ採取する箇所があるので登攀道具やザイルも必要。私が背負子に機材とリュックを括り付け、同行する長岡のおねえちゃんは自分の荷物だけ背負わせて登りました。

 行く道中、参議院選挙の話になりましたが、新潟の小選挙区は接戦になっているようです。森ゆう子とか言うお下品なおばちゃんがいよいよ見限られたで、「あんなもん選んでいたら県民性を疑われる。」と、お怒り模様の山女。

 そういえば、援助交際4万円で職を失った県知事が衆議院になっている。どこの選挙区?「五区らすけ。ここらすけ。長岡もそうだけど。」あらまぁ。地元だったのね。

 不倫して辞職するしないの騒ぎやった宮崎とか言う議員の奥さんは新潟だったよね。「金子恵美かぁ?新潟市らてぇ。ゴミ亭主も追い出せねぇ、あんぎゃケツと頭の緩い女は長岡にはいねぇらすけぇ。」

 下半身のふしだらにはおおらかな県民性。と、見られるのが腹立たしいのだとか。案外それが越後美人の色っぽさの秘訣かもしれないけど、確かになぁ、こういうだらしなさが許されるのも恥ずかしいわな。

 かかぁ天下の群馬県。女性たちに見限られると生きてはいけない男たち。佐田源一郎なんか10万円の援助交際で選挙にも出られなくなったし、国政どころか前橋市長にもなれない。徹底的に排除されちゃった。うちの町のセクハラ町長も姿を見かけなくなってしまった。下半身の不手際は命とり。

 かあちゃんあっての群馬県です。身辺はきれいにしておかないと。

 艶っぽさがだらしなさになると、汚らしく見えてくる。遊び上手な人はこのあたりの使い分けが上手なんだけど、庶民がまねしちゃならねぇわな。

 さっさと仕事を終えて山の上で山めしにしましたが、昨日、土佐のカツオのたたきが送られてきたので1700mの山の上でカツオのたたきです。

 氷代わりに入れたクーラーボックスの中で程よくカツオのたたきの冷凍が解凍されました。

 まさかこんな山のてっぺんでカツオのたたき。ビール飲みながらぶったまげていた山女ですが、昨日電話で言っておいたので、「魚には越後の酒!」と、菊水のワンカップを持ってきておりました。

 前回は栃尾の厚揚げ買ってきてもらって、山の上で厚揚げステーキ作りました。

 私は普段酒類を飲まないのですが、居酒屋メニューは好きで、山の中でも作って食べているのが日常。

 倫理には忠実に、発想は自由に。山ヤなんて基本的にアウトローなんだから娑婆に寄りかからぬよう楽しまねば。

 コロナがまた流行りそうなので予防のためにコロナビールをいただきました。

 山女はロープウェイのチケットで入れる温泉経由で長岡へ、私は夕立が来る前に群馬へと戻りました。

 登山靴の紐を通すカシメが壊れたので、折を見て修理に持って行かねば。暑い季節に行くのは嫌だなぁ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする