のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

脱糞だぁ

2009年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

東京に行くので洗車して、ワックス崖をしてピカピカに磨いた愛車で出かけました。
 東京はこれだけの大都市でありながら、豊富に森がある世界でも珍しいメトロポリタンだと思いますが、森の住人はホームレスと呼ばれる人たちです。

 変な鳥が飛び交っているなとよく見ればインコの集団で、たぶんペットに飼っていた鳥が逃げ出したのか、無責任な飼い主が捨てたのか?それが大繁殖して群れを成していました。
 からすならゴミをあさって生き抜いていけるでしょうが、インコがなにを食って生きているのか?気にすると、「餌をやる人がいるんだよ。これもまた無責任だと思うけど。」

 思い出してみると昭和の末期に目黒の東京工業大学に行った時にもインコの集団を見ました。およそ日本の借景に馴染まない派手な緑色で目立っていました。このキャンパスをねぐらにしているようで、今回私がインコの集団を見かけ場所からもそう遠くない場所です。

 用が終わり、自動車に戻るとせっかく磨いてきた愛車が鳥のウンコにまみれていました。愛車の上に電線が通っており、その電線に鳥が一列にとまっていました。

 どうも愛鳥家とは利害関係がかみ合いそうもない腹立たしさがこみ上げてきて、後部座席に積んであった洗車用のブラシを電線めがけて放り投げると、慌てて鳥たちが飛び去りましたが、そのドサクサにさらに脱糞して飛び去りました。

コメント
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