のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

お出かけ

2008年12月25日 | 日記・エッセイ・コラム

0812252  新潟へ行ってきました。
 例年ならスキーシーズン真っ盛りのはずの県境のスキーエリアも雪がありません。かなり重篤な状況です。

 新潟市に到着したのは午前中。日本海側から分厚い雲が押し寄せてきていましたが、雪雲ほど色が濃くはなく、雷を伴った激しい雨が降っていました。
 冬の雷は日本海側ではしばしばあるようで、雨は夜更け過ぎに雪へと変わる前兆だとか。

 新潟ラーメンを求めて空港周辺のラーメン屋を尋ねて背脂こってりのラーメンで昼食。今回はだるまラーメンに行こうと計画していましたが、竹尾インターから空港とは反対方向にあったため見つけることができませんでした。昼食後国道7号線バイパスに戻るときに発見しました。

 もしかしたら佐渡で放鳥したトキがいるかも?と期待をこめながら国道7号線を北に向かい、水田を眺めながら走りました。トキは見つけられなかったものの、カラスはたくさんいました。

081225  新発田を越えて聖篭町に入り見つけた駅。日本海側のこういう駅の光景って好きなんです。
 畑山博の「海に降る雪」を読んで、日本海にそって青森まで旅をしたのは91年こことでした。鉛色の海やどんより重い雲。軽薄さを蹴散らすようなこの重々しさが日本海のたまらない魅力です。
 ある種、ロシア的憂鬱に通じるような「暗さ」なんですが。

 夕方、と、言えるのか?3時頃にはあたりは暗く、またものすごい雨になり、帰る道すがら「とんでもない雪になるぞ」と家路を急ぎましたが、我が家の界隈も積もりそうな雪が降ってきました。

コメント
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