魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

秋の米糠撒き

2010-11-07 22:27:22 | 土作り、炭作り、薫炭の利用,
今の時期には、畑全体に毎年米糠と貝石灰を撒きます。
コシヒカリを精米するので、米糠が沢山出来るので、この時期に撒きます。
土作りのためです。撒き始めて四年目です。
このお蔭か、畑の野菜に病気はほとんど出ません。
でても、限局しています。
米糠と酵母液のお蔭で、畑も田んぼも健康です。
今年は、定期的に米糠を畑に撒く積もりだったのですが、雨が降らなかったり、暑すぎてあまり撒きませんでした。
米糠の効果を上げるためには、ある程度土に湿り気があるほうがいいのです。
あまり乾燥した土だと、米糠の中の微生物が死んだり、活動出来ません。
そういう理由で、雨の多い土が乾燥しない今の時期に撒きます。
畑以外にも、庭木、花畑、果樹などの下にも、撒きます。
このお蔭で、今年も柿は、鈴生りでした。
味もよく、甘い柿になりました。

今日も晴れたので、撒いてきました。
土や野菜の上に、ばさばさと撒きます。
夏には、米糠を葉に撒くと、葉焼けすることは、ありますが、今の時期になると、太陽の熱も弱くなるので、真昼でも大丈夫になります。

さつま芋の蔓の上にも撒きました。
毎年、芋の蔓も畑の土の上で、分解させます。
こうすることで、来年の芋も肥料になります。
さつま芋の肥料も米糠と、貝石灰、落葉です。
こうすると、春には、蔓以外は、土に返っています。
残った蔓もいつの間にか、土に返ってしまいます。
こうして、収穫物以外は、全て、畑の土に還元します。
有機物は、微生物が全て分解してくれ、畑の土をどんどんよくしてくれます。
最初の頃は、旦那様は、残渣物を畑に置いておくと、病気になるなどと反対しました。
この地域の人たちは、大抵畑の中の残渣物は、外に出してしまい、ゴミとして、処理してしまいます。
もったいないなーと私は、そんな光景を見ては思います。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿