魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

「木村秋則と自然栽培の世界」を読んで

2011-01-22 20:39:55 | 本の紹介(不耕起、米糠、現代農業)
毎日、雪が降るので、2メートルを越してしまいました。

本屋さんで、この本を買って、読み終わりました。
木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」の本は、図書館で借りて昨年読みました。

読後、参考にしたのは、畑の土を良くするために、大豆を植えることでした。

リンゴを無農薬で作るまでの苦労話が書かれています。
読んる途中から、どうして、早く土を良くすることをしないのかなと思って読んでいました。
きっと、畑の土の状態を改善しないといけないことに気がつくのだろうと思って読んでいました。
やっぱり、森の土のようにすれば、よいことに10年も掛かって気がつきます。
木村さんよりも、奥さんがよく我慢したものだと感心します。
貧乏生活で、子供たちにも、大変な思いをさせます。
私なら、我慢できるか?

福岡正信さんの「わら一本の革命」を読んだ時ほどの感動は、ありませんでした。
すでに、無農薬を実践していたし、よい土を作るためにいろいろ実践していたからです。
それに果樹と野菜では、ちょと違うからです。

でも、今回の「木村秋則と自然栽培の世界」は、いろいろ参考になりました。
木村さんの自然栽培の方法に感動し、実践している全国の人たちの体験談などが、書かれています。
木村さんは、日本中、世界に出かけて、講演会をして廻って、賛同者を増やしています。
木村さんが、提唱する「自然栽培」とは、無農薬、無肥料で、野菜や果樹、稲を作る農法です。

これまで私が、無農薬で実践してきて、疑問に思ったり、判らなかったことがこの本を読むことで、納得できました。
これからの参考にしたいことが書かれていました。

今年の野菜栽培の参考にしてみたいと思いました。

米作りは、今まで通り、米糠を発酵させて、除草と肥料にするやり方を続けようと思います。
この方法で、昨年は、一回の除草でその後の草取りは、しなくてもよかったし、収穫したお米の食味も良いし、収量もあります。
木村さんの方法は、耕起の仕方だけ参考にしようと思います。
自然農法にも、いろいろな方法があるので、参考にしながら、魚沼の地に合った無農薬の方法を実践していこうと思います。

もともと、野菜は、畑の土が良くなれば、無肥料で、栽培したいと思っていました。
自然栽培の方法を参考にしてみたいと思います。