傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

小沢幹事長が支点、「平成の脱税鳩山兄弟」が力点、そして政治の作用点は?(雑感)

2010-03-16 12:16:07 | 生活の党・小沢一郎

鳩山邦夫議員が自民党を離党し、新党結成をしたいと報道がありますが、何か、政治のパワーゲームは、小沢幹事長を支点として、鳩山兄弟が力点(資金力)となり、どのような作用点が働くか興味ありますね。
与謝野議員は新党になびくのではと思うが、舛添議員が新党になびくのか、それとも、次期総裁を狙うのか?

鳩山邦夫議員の離党・新党結成がメディアで取り上げるのは、やはり、鳩山金脈による影響力でしょうね。
鳩山邦夫議員は、過去、確たる理念の自己実現というより、周辺との不協和音で、何回も離党しているが、今日まで、議員にいられたのは、政治理念というよりは、政治資金の余裕からであったことは否めませんね。

鳩山邦夫議員の離党だけであれば、ニュース性は無いが、資金力があり、新党結成の潜在能力があることにより、執行部批判していた与謝野議員、舛添議員への副作用が働き、自民党への波及がニュース性ということでしょうね。

鳩山邦夫議員については、昨年6月に、本ブログ『鳩山邦夫前総務相は、異色な政治家ですね!』で、鳩山邦夫議員は、「永遠の政界再編論者」と広言し、ロマンチストと称しており、舛添大臣のような野心・野望を持つ政治家ではなく、早い時期から「環境」を重視しており、特異な政治家と書きましたが、政治資金の余裕から自己本位の言動ができたのでしょうね。

鳩山邦夫議員は、「日本一、頭の良い議員として与謝野議員」、「日本一、人気のある舛添議員」の接着剤として黒子になりたいと発言していましたが、話としては面白いが政治的なインパクトは、懐疑的ですね。
マアー、与謝野議員は同調する可能性はあるとは思うが、野心家でパフォーマンス好きの舛添議員は、また計算し、様子見でしょうで、結局は、自民党の溶解を加速化するだけですね。

日本の政治は、小沢幹事長が自民党を離党してからは、小沢幹事長の政治理念を支点として、世の中、一時は反自民の動き、鳩山由紀夫議員の資金力で民主党が結成、その後、自民が底力を発揮して復活したが、民主党が力点となり政権交代が実現し、政権交代後は反小沢の力が顕在化、鳩山邦夫議員の新党結成も反小沢の動きで、野党の政治力を発散するだけで、小沢幹事長を支点とした鳩山兄弟が力点となり、民主党なり野党が作用点とした政治パワーゲームの様相に見えますね。
小沢一郎を基点で政治が動いているに過ぎないですね。

鳩山邦夫議員の離党で、一番、困惑しているのは、舛添議員でしょうね。
マアー、良くも悪くとも、日本の政治は、小沢一郎を基点で作用・反作用しているのに過ぎないのです。
政界再編などは、小沢幹事長が基点でなければ、現実感がないお話ですね。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。