傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

「夢の扉+」:「金芽米」は産地、銘柄に無関係な新たな精白米!

2013-10-21 01:09:57 | 社会

20日放送のTBSの番組「夢の扉+」の『あの「無洗米」開発者の次なる挑戦・・・最先端の精米技術! ~ヒミツは、栄養価アップの“100分の1ミリのうまみ層”~』で、産地、銘柄に関係なく栄養価の高い部分を残し精米する「金芽米」の東洋ライス株式会社を取り上げていました。
当方は、スーパーで【タニタ食堂の金芽米(国内産)】を販売しているのを目にし、タニタが採用したブランド米と思っておりましたが、「夢の扉+」を視聴し、「金芽米」は、産地、銘柄も関係なく、東洋ライスの精米機で精米された白米であり、「うまみ」、「高栄養価」、「低カロリー」であることを知りました。

番組『あの「無洗米」開発者の次なる挑戦・・・最先端の精米技術! ~ヒミツは、栄養価アップの“100分の1ミリのうまみ層”~』の番組紹介を転載すると、

”「ドリームメーカー:東洋ライス 社長/雜賀慶二さん.

2011年、日本の主食、「米」の消費額が、パンに追い抜かれた―。
TPP関税交渉のさなか、今、日本の米産業は、大きな岐路に立っている。

そこで、一人の男が立ち上がった。精米一筋60余年、米をこよなく愛する雜賀慶二、79歳。
『最先端の精米法で、日本のすべての米の価値を上げ、宝にしたい!』
雜賀は、産地や銘柄に関係なく、どんな米でも旨味と栄養価を高められるという
独自の精米法を開発。そうして生まれたのが、低カロリーでも知られるあの「金芽米」だ。
おいしさと栄養の両立を実現したのは、これまで取り除かれていた
約100分の1ミリの【亜糊粉層(あこふんそう)】を残す、という技術革新だった。
そして今年、「金芽米」に新たな健康効果が明らかに!

実は、雜賀は、とぎ洗いの必要がない、あの「無洗米」を開発したパイオニア。
きっかけは、37年前、水質汚染で黄土色になった故郷和歌山の海を見た時の衝撃だった。
汚染原因の一つが、米のとぎ汁だと知り、「故郷の海をきれいにしたい」との一念で、
家庭で米をとぐ必要がない精米法の開発に着手。15年の年月をかけて
ようやくたどりついた「無洗米」製法への突破口は・・・、“チューインガム”だった!?

『すべてのアイデアは、米になりきり、機械に入った米の気持ちになって考えることから―』
そんな奇想天外な発想で、画期的な精米法を確立してきた雜賀。
日本の米を世界にも発信していく、79歳の飽くなき挑戦を追う
。」”

番組の冒頭部は、産地、銘柄に関係なく免疫力を高める部分を残した精米技術された精白米が「金芽米」と。
玄米から糠と胚芽を取り除くのが従来の精米で、糠の底にある「うまみ」と「栄養価の高い」薄い層(亜糊粉層)を残して精米したのが「金芽米」。
亜糊粉層は、水分を多く吸う性質があり、「金芽米」はふっくらに炊き上がり通常の白米より10%大きくなるので同量の白米に比べてカロリーオフ(低カロリー)になると紹介。
そして、最近の研究結果では、「金芽米」は免疫力を高めることが判ったと。
香川大学医学部 統合免疫システム学 稲川裕之准教授が亜糊粉層に含まれる糖脂に免疫力・自然治癒力を高めるマクロファージ細胞が普通白米の6倍含有しており、生活習慣病、感染症 花粉症など予防治療できる効果が期待できると紹介。

番組の後半は、雜賀慶二社長は、栄養価・免疫力の高い「金芽米」を海外展開に着手し、海外関係者向けに「金芽米」の試食会を実施し、好評の様子を伝え、雜賀慶二社長は、海外に展開できれば日本の休耕地の軽減につながるとの決意を紹介。

当方は番組で、スーパーで【タニタ食堂の金芽米(国内産)】を目にしブランド米と思っていたが、金芽米はふっくら炊きあがり低カロリーを実現していると知り、更に、金芽米が免疫力の高い白米であることを知りました。
世の中、玄米、胚芽米,穀物が健康志向で流行っていますが、金芽米はその流れや日本の米作に一石を投じると思いましたね。
雜賀慶二社長の米への愛情というのか熱情には敬服しました。



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