傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

やはり、2020年オリンピック東京招致は自重すべき

2013-04-17 08:49:05 | 社会

13日に、淡路島地震(M6.0 震度6弱)が発生し、14日には、埼玉県北部(M4.7 震度3)、福島県沖(M5.2 震度4)が発生し、巨大地震が到来が現実味を帯びてきた様相ですね。
2020年開催オリンピックの東京招致で高揚しているが、地殻大変動が取り沙汰されている現下では、やはり、地震国の日本でオリンピック開催は自重すべきと思いますね。

オリンピック東京招致で、NHKニュースは、『猪瀬知事 NYで五輪招致PR』で、アメリカのニューヨークを訪問している東京都の猪瀬知事は、北米最大の日米交流団体に招かれて講演し、2020年夏のオリンピックの招致について東京にはもてなしの心があり、オリンピック開催の運営能力を備えていることをアピールしたと、『経済界 五輪招致の成功呼びかけ』で、2020年夏のオリンピックとパラリンピックの東京への招致をPRしようと、経済界がシンポジウムを開き、経営者と従業員が一体となって招致を成功させようと呼びかけたと報道。

本ブログ「2020年オリンピックは、イスタンブールが良いのではないか(雑感)」で、日本は地震国で、津波が宿命であり、オリンピック東京招致はリスキーで猛進に疑問を書きました。

NHKスペシャルの特集シリーズ「MEGAQUAKE(メガクエイク:大地震)」で、地球は大変動期に入り、巨大地震、津波、火山活動の危険度が高まってき、日本は東日本大震災後のマグチュード5以上の地震は、大震災後の1年間で740回発生し、以前の4倍以上に達し、各地に異変が発生しており、日本の大地は以前と様相が違ってきていると報道。

地球は、構造的に12枚プレートで構成されており、100年単位でプレート同士の密着部で巨大地震を発生する宿命が宿命であり、巨大地震は地震を連鎖させ、火山活動を誘発させることが観測されています。
現在、話題になっている南海トラフは、1946年の南海地震で四国は最大南東に3.5m移動し、その後、70年間で、2,3m押し戻されており、エネルギーが蓄積されています。
首都圏でも、東日本大震災で東北は、最大5m東に動いたが、関東は最大50cmで東北に引きずられて少しずつ東に動いており、危険性が指摘されています。
関東は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、陸地プレートの3つのプレートが重なる複雑な構造で、一番下部は東から沈み込む太平洋プレートの上に、南から沈み込むフィリピン海プレートの上に関東の陸側のプレートが乗っていると。
東日本大震災で陸側プレートが東に引きずられフィリピン海プレートの境目に歪が溜り、フィリピン海プレートが僅かに東に引きずられ太平洋プレートとの境目に歪が溜まってき、この2っのプレート境界に首都圏直下の地震のリスクが高まってきたと。
そして、東日本大震災以降、火山活動に異変が起こっており、富士山も要注意で、大震災の4日後、富士山の直下でマグチュード6.4地震が発生。
巨大地震の後に、火山の大噴火は世界の歴史が証明しており、東日本大震災も例外はあり得ないだろうと。

16日午後 イラン・パキスタン国境付近でM7.8の地震が発生するなど、地球が大変動期に入ったとし、首都圏直下地震の危険性も高まってきていると専門家から指摘されて折、2020年オリンピック東京招致は、やはり、自重するのが正論と思いますね。

「参考」

日本は最大級の断層系の中央構造線フォッサマグナ (中央地溝帯)を持つ断層集合体であり、気象庁の地震情報(各地の震度に関する情報)をアクセスすれば、オリンピック招致で高揚している社会に違和感を持ちますね。



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