傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

渡部恒三議員よ! 原発事故で懺悔を!

2011-05-05 09:58:11 | 政治

ブログ「永田町異聞」様のエントリー『原発は安全で健康…渡部恒三のあきれた言行録』で、渡部恒三議員を「自らを深く省みるところがないから、渡部氏の発言やパフォーマンスは、いっこうに説得力をともなわない」と酷評しています。
同感ですね。

週刊文春」(4月7日号:P34)の記事『「原発を作れば国民は長生きできる」 渡部恒三 東電との蜜月』でも、「永田町異聞」様のエントリーと同様な内容を掲載していました。

「週刊文春」によれば、渡部恒三議員は、
”「私はエネルギー問題を解決する最大の課題は原発の建設であるとの政治哲学を持っている
と発言していたと。

渡部恒三議員は、原発の肩入れしたのを、東電関係者の解説として、
”「渡部氏は、東電の”中興の祖”といわれる故・木川田一隆元会長と昵懇の仲だったのです。渡部氏が1年生議員のころ、当時社長だった木川田氏が福島出身だったので、後援会長就任を打診したほどです。また、福島第一原発を作ったのは木川田氏が社長の時代でもありました」”
と書いています。

渡部恒三議員、江田五月法務相、海江田万里経産相らは東電幹部の参加する「十人十色の会」という会合を定期的に開催していると。
「十人十色の会」とは、同会関係者によると、
”「雑誌『自由』の発行人だった石原崩記氏が主催する十人ほどの懇親会です。東電の次期社長候補といわれた鼓 紀男副社長、元東電労組書記長で元連合会長の笹森清氏(現内閣特別顧問)もメンバーです。2,3年くらい前から始まり、当時、江田氏が参議院長だったので公邸で集ってことも数回あります。もともと民主党に縁の薄かった東電側にとって、関係を深める良い機会になったでしょう」”

渡部恒三議員は、「週刊文春」に、
”「恥ずかしいながら、今まで全面的に原発の安全性を信頼してしまっていた。事故があっても1週間くらいで解決するんじゃないかと。
こんな状況が続いていることに責任を感じている。
ただ、プルサーマル導入には一切関知していない
」”

前福島県知事の佐藤栄佐久氏が反対していた福島第一原発へのプルサーマル導入を決めた佐藤雄平・現知事は、渡部恒三議員の甥で、長らく秘書を務めた人物です。

佐藤栄佐久・前知事は、プルサーマルは条件提示し、一度は受け入れを了解したが、データ改竄があり、青森県六ヶ所村にある再処理工場が本格運転の目処がついておらず、福島は行き場のない使用済み燃料を原子炉のプールに保存する事態になり、受け入れ拒否したが、昨年8月、佐藤雄平・現知事はプルサーマルの受け入れを表明し、県議会も知事の判断を尊重するという見解をまとめたのです。
その後、六ヶ所村にある再処理工場が2年間という長期にわたる18回目の完成延期を表明したと。

当方は、福島原発を誘致を主導した渡部恒三議員、プルサーマルの受け入れを表明した渡部恒三議員の甥の佐藤雄平・現知事は、東電のいう「安全性」を信じていたという弁明程度で、原発事故の責任を許容されると思えないですね。
渡部・佐藤コンビは、東電を一方的に悪者にし、責任回避しているとしか見えないですね。
佐藤栄佐久・前知事が謀略で失脚し、佐藤雄平・現知事になり、福島県政は、前知事派が一掃されたという噂を聞き、プルサーマルの受け入れは胡散臭さを感じていますね。

当方は、本ブログで、「政界の水戸黄門」気取りの発言は、鳩山政権に悪影響し、無用な発言は自重せよとし、本ブログ「渡部恒三議員よ! まだ目立ちたいのか?雑音以外何物でもない!」で、渡部議員の単なる目立ちたいという黄門気取り発言には、年寄りの跋扈に過ぎず、生理的嫌悪感を覚えると書きました。
過去には寛容な人間ですが、渡部恒三議員には全面否定しています。



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