さとやま菜遊記

宮城県東部の里山でゆるゆると家庭菜園やガーデニングを楽しんいます。
ハルシャギク

孟宗竹移植のまとめ

2024年06月18日 | 孟宗竹

今日は予報ではそれなりのが降るとのことでしたが、一時弱いが降っただけでした。

孟宗竹を移植してからもうすぐ丸3年になります。

令和3年に孟宗竹を移植してから3年後に筍が出て成竹になるまでの経緯をまとめてみました。
移植するにあたりネットで孟宗竹について色々調べました。
Wikipediaによると孟宗竹の日本への移入時期は801年(延暦20年)、京都府長岡京市の海印寺、寂照院の開山・道雄上人が唐から持ち帰った、また1228年(安貞2年)に曹洞宗の開祖・道元禅師が宋から持ち帰った、など諸説あるが全国へ広まったのは薩摩藩が琉球を通じ清より輸入し、元文3年に持ち帰ってからだとも言われています。。
今では日本全国何処にでも孟宗竹の竹林を見かけますが、最近は管理が行き届かず地下茎が伸びまくり厄介者になっているようです。
そんな状況で今更、竹の移植をするなんてと思われるかも知れませんが、地下茎がはみ出さないようにして管理をしっかりすれば良いかと思い実行に移しました。
  
ネット情報に移植の時期について面白い記事を見つけました。竹酔日と言うものがあり、これは中国の俗説で旧暦の5月13日は竹が酔っ払っていて移植されても分からないので、この日に竹を植えるとよく繁茂するというものです。
 3年前のこの日は6月22日にあたるので、どうせならと思い、その日に実行しました。この俗説の真偽はともかく移植の時期は初夏の頃であればいいかと思います。


竹は新竹で同じ根っこから2本出ていたので1本にして移植しましたが2~3年ものの方がいいようです。

移植後は、一ヶ月ぐらい水遣りをして竹の葉が枯れていないようになってから自然に任せました。

 翌年、小さな筍が1本だけ出ました。本当に孟宗竹から出たものかと思うくらい細いものです。

2年目は何も出てきませんでした。しかし、この年の暮れに原因がわかりませんでしたが移植した竹が突然枯れて倒れてしまいました。

それでも地下茎が伸びているはずとの期待から3年目を迎えました。
そして、ついに令和6年5月11日に筍の発芽したもの複数本発見しました。

筍は孟宗竹としては小さいですが10本近くあり接近して生えていたので親竹として4本だけ残すことにして他は間引きました。

その後、筍は驚くほどの早さで成長し、今日6月18日で発芽から67日目ですが1人前の竹になりました。



それまでの成長過程は次のようでした。
    発芽後14日目                                発芽後21日目

    発芽後26日目           発芽後29日目

  5月12日、幼枝が伸び出してきたので、竹を揺すって先穂を落とすウラ止めを実施

    5月18日の様子 幼枝                       6月7日の様子

 今回の移植で自分なりにわかったことは、
 孟宗竹について色々調べましたが、竹林の管理とか、栽培方法の記事はあるんですが、移植についての記事は殆ど見つかりませんでした。
なので実際に竹林を所有する人に訊いたりしましたが、子供の頃に移植したのを見たのを覚えているとかで、筍が生えるには、雄と雌の竹を植えないと駄目だとかいう話があったんですが、これは全く関係ないことかと思います。


その、竹に雄雌があるのかと言う話ですが、確かに雌雄の見分け方とかネットに載っています。が生物学的根拠はないようです。

それによると竹の一番下から出ている枝が1本のものは雄、2本のものは雌とのことです。なので、下の画像の左側が雄で右側が雌と言うことです。

余談ですが、筍にも雄と雌の違いがあり食感が違うそうです。

今回の移植では筍が出るのに3年かかりましたが2~3年はかかるんじゃないでしょうか。 
竹を移植するのに根っこを移植する方法があるようですが、私は2回トライして失敗しています。植え付ける根っこの長さとか時期が関係しているのではないかと思っています。

これについては、今後、竹が繁茂してから再挑戦しようと考えています。

 

 


孟宗竹周りの整備

2024年06月07日 | 孟宗竹

今日の天気はで最高気温21℃でした。

筍をそのままにして竹にしている孟宗竹は枝の葉がまだ大きくなっていないので成竹になるのはもう少しかかりそうです。

3年越しに筍が出て、親竹も仕立てたので来年以降はある程度の筍が期待できそうなので、捕らぬ狸の皮算用じゃありませんが、周りにあったコナラの木を片付けて孟宗竹が繁殖してもいいように竹林の区画を確保して整備することにしました。ロープを張ってこの内側にあるコナラの木を伐採しました。

まだ木が小さいので根っこも掘り起こしました。

根っこと伐採した枝葉を片付けてから、トラクターで表面を浅く耕しました。

この区画が竹林になるまでは相当な年月がかかるかも知れませんが竹がはみ出さないようにロープを張ったところに溝を掘って畦板を埋め込む予定です。今は草刈りなどで忙しいので暇になってからですね。

 


孟宗竹の手入れ

2024年05月12日 | 孟宗竹

今日は時々でしたが気温は高く今日も夏日になりました。明日はの予報です。

今朝は、日曜なのでいつものようにおにぎりとサンドイッチを買いにコンビニへ行ってきました。

そのあと、4月11日に発芽した孟宗竹の筍の様子を見に行きました。

もう筍の面影はなく竹になりましたね。節の所から幼枝が大分出てきました。

この竹の先端をこのままにしておくと風雪などで竹が折れたりするので、それを防ぐためウラ止めと言って竹を揺すって穂先を落とすか又は刃物で切断して成竹の高さを止めるそうです。

竹を揺すって落とす方法は筍が竹へ成長する課程で幼枝が出かかった頃に行わないと先端まで竹になってしまいできなくなるそうなので、やってみることにしました。

竹の幹を両手で持ってから前後に揺すってみました。うまくできたようで先端の曲がった部分がなくなりました。

これが落ちてきた穂先です。

この横に去年バックアップ用に移植した孟宗竹2本があります。

毎朝、筍が出てくるんじゃないかと見ているんですが

一年目は無理なようですね。ところが孟宗竹の筍とは言い難い、こんなに細いものが出ていました。

このままにしておいたら細い竹になるかと思います。

 

 


筍がこんなに大きくなりました。

2024年04月25日 | 孟宗竹

昨日、一昨日と終日弱い雨が降り気温も15℃と肌寒く2日間ひきこもっていました。

今日は一転、朝からて最高気温も22℃の予報。

またまたゴミ出しの途中、知人の竹林から筍を掘ってきました。雨後の竹の子よろしくボコボコ生えていました。この前より多いですね。

孟宗竹を移植して3年目にして生えてきた我が家の筍は発芽してから2週間になります。

親竹として竹にしますが、もうこんなに伸びました。タケノコが地上に現れて成竹になるまで僅か50日と言われていますから、その成長力には驚きます。

と言うことは、5月の末には一人前の孟宗竹になるので楽しみにしています。

このモミジ、春の若葉から赤く秋になるまでずっと赤いままの変わったモミジです。名前も変わっているというか血潮紅葉と言うそうです。

勝手に繁殖している日々草です。

こちらのは花が小さいですがこれも日々草でしょうか。

 

 


孟宗竹の筍の間引き

2024年04月19日 | 孟宗竹

今日もよくましたが強風が吹いています。

今朝、ゴミ出しに行く途中、竹林を所有する知人が筍を掘っていけといってくれたので

4日前に届けて貰ったばかりでしたが遠慮なく貰ってきました。

これは竹林からはみ出してきたものです。今まで掘ったものを貰っていたので、自分で掘り起こすのは生まれて初めてのことです。

スコップで掘り起こすんですが、要領を教えて貰ったら意外と簡単にできました。竹林の中のものも掘り起こしたので、こんなにたくさん貰ってきました。多すぎるので隣にもお裾分けしました。

さて、孟宗竹を移植して3年越しで1週間前に発芽した我が家の筍はどうなっているでしょうか。

ずいぶん大きくなっています。

このまま全部竹にすれば竹が細くなるそうなので、間引きして本数を減らすことにしました。

かけておいたウッドチップを取り除くと確かに密になりすぎです。

太いもの4ほんだけ残して他は掘り起こしました。この4本が親竹となり来年以降、筍がどんどん出てくれることを期待しています。

間引きしたものがこんなにありました。

貰ったものに比べれば小さいものばかりですが、3年かけて出てきた貴重な筍なので有り難くいただくことにします。

 


発芽した孟宗竹のタケノコのその後

2024年04月15日 | 孟宗竹

今日もました。県内で今期初の夏日になった所がありましたがここは23℃でした。

11日に発芽した孟宗竹のタケノコですが、孟宗竹を譲ってくれた知人にタケノコが出たことを報告したら、見に来てくれて色々アドバイスしてくれました。

発芽したタケノコにウッドチップを上からかけたらタケノコが大きくなるとのことでそのようにしました。棒を立てたのは、芽を踏み潰さないようにするためです。

それで、今日、様子を見に行ったらチップの上までタケノコの先っぽが顔を出していました。

知人が言うには、最初は太いタケノコは出ないとのことでした。確認しているタケノコは7本ありましたが、タケノコの間隔が狭いものは間引きしないと竹が太くならないようなので、もう少し様子を見てから間引きしようと思います。

今年は自前の孟宗竹の太いタケノコは収穫できないのですが、知人が掘り起こしたばかりのタケノコを2本持ってきてくれました。

来年は自前でこれぐらいのものが収穫できればいいですがね。

今年の初物なので早速、皮をむいて処理しました。

実だけにするとこれだけです。

掘りたてなのでアクはないそうですが、一応米糠を入れて茹でました。

 

 


石の上にも3年

2024年04月11日 | 孟宗竹

今朝、見回りをしているときのことです。

孟宗竹を移植してから3年になりますが、1年目に細いタケノコが出て2年目は何も出ない状態で、去年は親竹が根元から枯れてしまい今は細い竹が1本生えています。

親竹が枯れても地下茎が生きているのではとの淡い期待でひょっとしてタケノコが出てくるかもしれないと毎朝見に行っていました。

この1年目に出た細い竹の近くにタケノコの先っぽのようなものが出ているのを見つけました。

目を凝らしてよく見ると、間違いなくタケノコの先っぽです。

ついに待望のタケノコが出てきました。石の上にも3年と言うように、3年待ったかいがありました。

また細いタケノコかも知れないという不安はありますが、地下茎がしっかり生きていると言うことなので、このあと、どんなタケノコになるのか見守っていきたいと思います。


孟宗竹のその後

2023年07月22日 | 孟宗竹

今日は時々で最高気温は26℃でした。東北も梅雨明けが発表されミンミンゼミの初鳴きが聞こえました。

先月21日に孟宗竹を移植して一ヶ月になります。雨が降ったりして水をやる必要がなかったのでしばらく見に行ってなかったら根元の周りは草ボウボウになっていましたが、孟宗竹の葉は青々としているので、どうやら活着したようです。

こちらは2年前に移植したものです。

移植する孟宗竹を掘り起こしたときの周りの根っこを持ってきて、駄目元で隣に埋めていたんですが、そこから細いタケノコが出ていました。これが竹になって光合成で出来た栄養を根っこに与え、根っこが伸びてくれれば、来年タケノコが発生する可能性があります。まだ、根っこの移植は一度も成功していないので、期待はできないかも知れません。

この場所だけ、雑草が生えていないのがなぜか疑問です。

とにかく、草刈りをしました。

来年こそ孟宗竹のタケノコが出てくれることを期待しています。

 


孟宗竹の再移植の続き

2023年06月22日 | 孟宗竹

今日は時々で気温は22℃と涼しいくらいです。

昨日は孟宗竹を再移植しましたが、埋め込んだだけなので、右側の一昨年移植した竹の支柱を外し、しっかり根つくまで再移植したほうに支柱を取り付けました。

竹は2本移植したんですが、根元には時季外れのタケノコが出ていました。移植の際に折れもせずに根元に付いています。

タケノコが横向きになっているのが気になりますが無理に力をかけたら折れてしまうかもしれないのでそのままにしています。

根元に完熟したウッドチップをかけました。

タケノコがこのまま竹になったら横向きの竹になってしまうのではと気になりますが、竹になる前に枯れてしまうかも知れませんので、しばらく様子を見てから考えることにします。

ウッドチップをならして今回の再移植は終了です。

今は弱い雨が降ったり止んだりですが、夜半にまとまった雨が降るようなので願ったり叶ったりです。

 


孟宗竹の再移植

2023年06月21日 | 孟宗竹

今日は時々で最高気温は24℃でした。

一昨年孟宗竹を移植したんですが去年細い竹が出て今年はタケノコが出ませんでした。来年まで様子を見ることにしていたんですが、竹をくれた知人が竹林からはみ出したのがあるから再度移植したらどうかと言ってくれたので、移植することにしました。

前回は竹酔日(旧暦の5月13日は竹が酔っ払っていて移植されても分からないので、この日に竹を植えるとよく繁茂するという中国の俗説)に移植したんですが、今回は今の時期であれば問題ないと思い今日移植をしました。

竹の場所は前回と同じ所です。

一番手前のこの2本です。

前回の竹は新竹だったんですが、今回は1年か2年ものなので地下茎が張り巡っていて掘り起こすのに時間がかかりました。知人が地下茎を切断してくれたり手伝ってくれました。

最初、根に土が付きすぎて重くて持ち上がりませんでしたが、ある程度土を落としてから、軽トラに積んで運びました。

前日、植え付ける場所に穴を掘っておいたので、そこに据え付けました。前回は1本だけでしたが今回は2本にしての移植です。

少し傾いているのでユンボで押しながら真っ直ぐにした状態で土をかけていきました。

前回は枝を3本しか付けませんでしたが、今回は運ぶのに支障が無い範囲で枝を多く付けたので、地下茎が伸びるために効果が期待できるかも知れません。

午後からの作業でしたが、掘り起こすのに手間取り薄暗くなるまでかかってしまいました。今日は昼間が最も長い夏至でしたのが幸いでした。とは言うものの前日とは数分しか変わらないですがね。

活着するまでしばらく水遣りをしなければなりませんが、明日から雨の予報なのがいいですね。

今回の移植は前回のバックアップ用になりますので、活着してくれたら一安心です。