銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

写真甲子園

2009年07月14日 | のほほん同志Aの日常
気がつけば7月も半ば。
ホームページをアップする予定日が近づいてきました。

Webデザイナーの方に製作をお願いしているので、
こちらはページ上の本文や写真など中身を提供すればいいのですが、
何せ初めてなものですから、作業の進め方が分かっていない。

ひとまず先にイメージのできあがってきたトップページ。
これをいじるのがなかなか楽しくて、
背景の微妙な色ぐあいや、イラストや、文字のフォントやら、
ささいなところで立ちどまっては、先方を戸惑わせているようです。

「色はもうちょっと明るめに。あら、明るくなりすぎた。やっぱり元の色で…」
「このイラスト、右半分に影を入れたら全体が引きしまるんじゃないですかねー」
「あ、ここのイラストは、鉛筆じゃなくてシルクハットにして下さい」

図にのってあれこれリクエストをしてたら、さすがに昨日、ぴしゃりと言われました。
「アップの期限が迫ってますから、まず他のページの中身を下さい、中身を」

…ごもっとも。

そこで今日は、懸案だった写真選びをしました。

そもそも写真は、撮るのも撮られるのも苦手。
だいたいが面倒くさがりなので、
いい風景に出会うたびに「写真を撮らねば…」 との強迫観念に襲われるのがおっくうで、
旅先でカメラが壊れると、「あー、やれやれ」 と内心ホッとする始末…。


そんな調子だから、旅先で写した写真にも、いまいち愛が感じられない。
自宅で古いアルバムをひっくり返しましたが、
10枚に1枚、こましな写真があるかどうかという程度。

それでも下手な鉄砲なんとやら…で、ときには「奇跡の1枚」も生まれます。
そんな奇跡の1枚を寄せ集めたものを事務所の床に広げると、
さながら、気ままな一人旅で出会った風景のベスト写真集。
自宅に眠る写真の山が高校野球の地区予選なら、
この場は夏の甲子園大会といったところです。

事務所の床に2人ぺたんと座り込んで、あーでもないこーでもないと、
栄えあるトップページを飾る写真など十数枚を選びました。
私が強く推した1枚もめでたく入選。

明日さっそく、この写真をWebデザイナーさんに送るとしましょう。
背景の色にうまく映えるかしら…。

「んー、…やっぱり、こっちの写真に入れ替えて下さい」

またもやここで立ちどまり、
「まず中身を下さい、中身を!」 と叱られる光景が早くも目に浮かびます…。


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