スリークォータの道標

2019年02月25日 | 日誌

   
作成日: 2019.02.25|更新日:

一期一会です。

☑ 新年会の件(確認)

 

予定通り開催いたします。仲村さんが出席されます。送迎の
件でしが、☈迎えは、①JR彦根駅西口前 17:30→②戸賀町
17:45→③会場(幹事が運転)。尚、帰りはタクシー相乗りと
なります。☈近況報告で幹事から3件(①「RE100」の調査活
動報告、②超高齢・少子化(彦根)と町づくりの疑問と相談、
③被災持の対応への疑問(産業装置の運転と資格)です。

  Feb. 24, 2018




☑ 続「十王村の水」止まる件

2月7日移行、環境省選定の名水百選になっている彦根
市西今町の「十王の水」(地元では十王村の水)が、出
なくなっている。交通事故の影響でわき水をくみ上げる
電源装置の損壊が原因(25日現在揚水できています)。
十王の水は犬上川の伏流水で、江戸時代から五個荘の清
水ケ鼻の水、醒井の水と共に湖東三名水の一つとして知
られてきた。1
985年に名水百選になったが、88年ご
ろからの周囲の大規模工事などで枯渇したため、地元住
民らが「十王村の水保存会」を設立し、地下約70㍍から
ポンプで引き上げる方法で復活。市も電源装置を設置す
るなどの支援をしてきた。
彦根署によると、7日午後9
時50分ごろに西今町南の交差
点で自動車2台が出合い頭
で衝突する事故が発生。その弾
みで電源装置にぶつかっ
たとみられ、事故以降、地下水が引き上げられなくなっ
た。
市は翌日朝に現場を確認。保存会の地元住民から「
市民をはじめ、市外からわき水をくみ
に来る人も多くい
る。水中にはコイもおり、早急に修理してほしい」と要
請を受けた。担当課の職員は「物損事故が影響している
ため、保険会社に早急な対処を要請している。連携をと
って復旧に努めたい」としている(しが彦根新聞、2019.
02.
19)。


☑ 越流防ぐ「畳堤」共助の遺産の件

岐阜市の長良川堤防には、増水時に近隣住民が畳を持ち
寄ってはめ込み、越流を防ぐ堤防「畳堤(たたみてい)
」がある。堤防上のコンクリート柵の支柱に畳がちょう
ど縦に入る切れ込みがあり、増水時は畳を入れて住宅地
を守る一方で、平時は柵の間から川を見通す景観を保つ
仕組み。全国的にも珍しい堤防だが使われなくなって久
しく、地域住民にもほとんど知られていないという。そ
んな畳堤をPRしようと、豊田工業高等専門学校(愛知
県豊田市)の生徒5人がイベントの開催を構想し、実現
に向けて実際に畳みを運び先人の知恵を体感している(
岐阜新聞、2019.02.14)。木曽川上流河川事務所などに
よると、畳堤は長良川を含め全国に3カ所しかない「特
殊堤」。長良川の畳堤は昭和初期ごろに造られたとされ
ており、現在は金華橋から忠節橋の左岸約1・5キロに
残っている。市水防対策課の担当者は実際に畳がはめ込
まれたという話は近年聞いたことがないとのこと。

21日、リヤカーに載せた12~18キログラムの畳を
運んだ豊
田高専5年の宮崎翠蓮さん(20)は息を弾ま
せた。同市西野町の西本願寺岐阜別院をスタートし、畳
堤までの約400メートルをダッシュ。「畳が重たいか
らこそ、昔の人は助け合って運び、共助の精神を培って
いたんだと実感した
」と話していた新聞は伝えている。

☑ 25日3時49分滋賀県北部で地震発生


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【過去の地震から学ぶ】



❐ 天正地震─日本最大の直下型地震 

天正13年11月29日(1586年1月18日)に発生した天正地
は近畿から東海、北陸にかけての広い範囲に被害をも
たらした。近江国長浜では液状化と地すべりにより集落
が琵琶湖に水没(下坂浜千軒遺跡)、長浜城が全壊して
山内一豊の娘と家老が死亡した。越中国では木舟城の倒
壊で城主前田秀継(前田利家の弟)が死亡、飛騨国帰雲
城が山腹崩壊に巻き込まれ城主内ヶ島氏が滅亡。この他
美濃国大垣城が焼失、尾張清州城も液状化の被害が出る
など戦国の世を揺るがす大地震。天正地震は後の日本最
大の直下型地震である濃尾地震(18
91/推定M8.0)に匹敵
する直下型大地震とされている。多くの
文献に記載があ
るにも関わらず、発生日や震源、災地域、
被害状況など
辻褄が合わない部分が多く謎の多い


若狭湾には複数の原子力発電所が立地していることから、
西電力は平成23年(2011年)の東日本大震災による福
島第一原発の事故を受けて津波堆積物の発掘調査を行っ
た。
しかし調査範囲においては津波の痕跡は発見されず
同時に行われた古神社の聞き取り調査においても、津波
の証拠は確認できず、
関西電力は仮に津波があったとし
ても大きなものではかったと結論付けている(【災害記
録帳】貞観地震~1000年以上前の地震から残されていた
もの~ |ちずらぼのちずらぶ、201409.13)



❑ 寛文近江・若狭地震
寛文近江・若狭地震(かんぶんおうみ・わかさじしん)
は江戸時代前期の寛文2年5月1日(1662年6月16日)に近
畿地方北部を中心に発生した大地震で、2つの地震が連
続して発生した地震と考えられている。
本地震は近江国
や若狭国において地震動が特に強く甚大な被害が発生し
たが、震源域に近く、当時約41万人の人口を有し依然と
して国内第二の大都市があった京都盆地北部においても
被害が多発した。京都の被害状況から寛文京都地震、従
来、震源域が琵琶湖西岸付近であるとする考えがあった
ことから、琵琶湖西岸地震と呼ばれることもある。
地震
被害を記録した文献資料を分析した西山は、近江国や若
狭国は「倒壊」「崩壊」の文言が多くある。一方、京都
盆地北部の被害状況を記録した文献には「損壊」「大破
」の記述が多い事から京都の被害は近江国や若狭国より
も軽微であったとしている。



❐ 姉川地震
姉川地震(あねがわじしん)は、1909年8月14日15時31
分、滋賀県北東部の姉川付近(北緯35.4度、東経136.3
度)を震源として発生したMは6.8の内陸直下型地震。滋
賀県と岐阜県を中心に被害が及んだ。そのため、旧国名
の近江国と美濃国を取って江濃地震(こうのうじしん)
とも呼ばれる。滋賀県から福井県にかけて、北北西方向
にのびる柳ヶ瀬断層が活動したと考えられている。 現
在の滋賀県長浜市で最大の震度6、滋賀県内全域で震度5
から震度4を記録した。東北地方南部から九州地方の一
部にかけての広い範囲で有感地震が観測され、被害は滋
賀県と岐阜県に及んだ。


❐ マグニチュード7程度の地震発生が起これば

直近の琵琶湖周辺での被害地震は、1909年に発生したマ
グニチュード6.8の姉川(江濃)地震であり,その後の
約百年間は,大きな被害を生じる地震は発生していない。
この事が「滋賀県には地震が少ない」という一般的な滋
賀県民の感覚につながっている.しかし,それは,決し
て正しいものではないと、地震の発生確率は交通事故の
それより大きいと小泉尚嗣滋賀県立大学教授は指摘して
いる(琵琶湖周辺における震災リスク|9・3公開
シン
ポジウム「巨大震災は海洋沿岸の生物にどのような
影響
を与えたか?東日本大震災から学んだこと、該ブロ
グ、2017
.09.06)

琵琶湖の周囲は、比較的新しい堆積層で形成されており、
いわゆる軟弱地盤である.このような地盤は、
琵琶湖か
ら離れた場所で発生した地震に対しても揺れを増幅する
性質かある。今後30年間の発生確
率が70%と考えられ
ている南海トラフ(東海~四国冲)の巨大地震では、滋
賀県は震源域からかなり離れて
いるのにも関わらず、震
度6弱以上の揺れが滋賀県の広い範囲で想定され,その
場所は,軟弱地盤の
分布とほぼー致している.また,そ
のような場所では,地盤の液状化のリスクも高い。

 


もし、
M7以上の地震発生確率は、自動車事故より遙かに
高い発生確率い。想定津波は、水深が百メートルと海よ
り浅く、最大で1.5メートル、それより、天井川が多
い河川の亀裂による二次災害の洪水が心配だと指摘して
いる。

    

 ☑ スリークォータの道標 #Signpost#ThreeQuota

戦後、およそ75年経過した。この運動に参画した時、その
当時から「水辺と山里をつなぐ環境」に関わったからには百
年のスパンで考えなければと覚悟し、それから45年が経過
した。その間、想起した世界の幻想的政治経済基は、❶地下
化石燃料本位制→❷先端技術本位制(デジタル革命渦論)→
❸環境リスク本位制へシフト変遷していくことを予見。そし
て、ここにきて再生可能エネルギー百パーセント社会の実現
を目前にしている(ラストワンマイル論)。その意味で、わ
たしたちの輝かしくも、瞬きのごとき75年を、平成ととも
に、いままさに雲の如く、水幸亭に集いて見送り立ち、飲み
干さん。

                       幹事敬白

 

【脚注及びリンク】

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  1. 十王村の水 - 滋賀県 彦根市 - ランドマーク・名
    所旧跡 | Facebook
  2. 日本の名水 百選 十王村の水
  3. 「十王村の水」止まる 交通事故でポンプ故障:滋
    賀:中日新聞(CHUNICHI Web) 201902.15 
  4. 天正地震(1586年)で「若狭の国の長浜」が大津波
    で壊滅したとの記述、若狭とは福井県のことで若
    狭湾は原発が林立している、阿修羅.2017.07.30)
  5. 天正地震 Wikipedia
  6. 滋賀県出身の人物一覧 Wikipedia   

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