一刻も早く脱原発依存を

2018年11月09日 | 日誌

   

作成日: 2018.07.04|更新日:2018.11.09

一期一会です。

● 高浜原発3号機、運転再開新基準適合の9基が稼働状態に

11月7日、関西電力は、定期検査のため停止していた
高浜
原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を起動させ、
運転を再
開した。同日夜には原子炉内で核分裂が安定し
て続く「臨界」
に達し、9日に発送電を始める見込み。
国の検査などが順
調に進めば、12月7日に営業運転に
入る予定。

関電では高浜4号機、大飯3、4号機(同県おおい町)
が運転中。四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力玄
海3、4号機(佐賀県)と川内1、2号機(鹿児島県)
も運転しており、原発の新規制基準に適合して再稼働し
た5原発9基が同時に稼働する状態となる。



【高まる保守反動 再稼働容認】
東海第2原発、新基準「適合」福島同型で3基目
再稼働、地元同意が焦点・規制委
7月4日、原子力規制委員会は4日、日本原子力発電東
海第2原発(茨城県東海村)について、再稼働の前提と
なる新規制基準に適合するとした審査書案を了承した。
「事実上の合格」となり、一般からの意見募集を経て、
正式決定する。

正式決定すれば8原発15基目、事故を起こした東京電
力福島第1原発と同じ沸騰水型原子炉としては、同柏崎
刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市など)に続き3基目
となる。

東海第2原発は11月27日に40年の運転期限を迎え
る。このため、運転を続けるには再稼働に必要な工事の
詳細計画と、運転期間延長の認可が別途必要で、同月ま
でぎりぎりの作業が続きそうだ。


了承後に記者会見した更田豊志委員長は詳細計画の審査
について、日本原電の説明に問題があれば期限に間に合
わない可能性もあると指摘し、「緊張感を持ち、ミスの
無いように取り組んでもらいたい」と求めた。

認可を得た後も、立地する東海村に加え、水戸市など隣
接5市との間で事前了解を得なければならない。避難対
象となる30キロ圏内の住民は96万人に上り、周辺自
治体は避難計画の策定に苦慮しており、今後も曲折が予
想される。

審査では、防潮壁の液状化対策として地盤を改良したり、
電気ケーブルを燃えにくくしたりする安全対策が必要と
指摘され、工事費用は約1740億円に膨らんだ。

原発専業の日本原電は福島原発事故後、発電ができずに
電力の販売が止まり、多額の工事費用を負担できるかも
焦点となった。同社は自社で賄えない分を送電先の東電
と東北電力に負担してもらうと回答し、両社も支援の意
思を示す書面を提出した。

これに対し、田中知委員長代理が「東電は福島第1原発
の廃炉を安全、着実に行う責任があり、相当の費用を要
する」と指摘。規制委は東電を監督する経済産業相に対
日本原電への資金支援に問題がないか見解を求めるこ
を決めた。(時事通信 2018/07/04-16:15)※1



矛盾に満ちた「原発政策」を国民は本気で「議論」
せよ
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国の中長期のエネルギー政策の指針となる「エネルギー
基本計画」の見直しが佳境を迎えている。現在の第4次
基本計画は2014年4月に閣議決定されているが、法令でお
おむね3年ごとの見直しを求められており、第5次計画は
早ければ5月にも閣議決定される見通しだ。脚注参照※2

 



住民敗訴、大飯原発運転認める 名古屋高裁金沢支部

7月4日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい
町)の運転差し止め訴訟控訴審の判決は日午後3時から、
名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)で言い渡される。
一審福井地裁では2014年5月樋口英明裁判長(当時)
が、地震対策に欠陥があるとして「3、4号機の原子炉
を運転してはならない」と関電に命じており、高裁金沢
支部の判断に注目が集まる。

原告は福井県などの住民189人。控訴審では14年11月以
降、13回の口頭弁論が開かれた。争点は関電の地震想定
や地盤調査の妥当性、火山灰対策、基準津波の想定、使用
済み核燃料の保管状況など多岐にわたる。
一般傍聴席は6
1人分ある。同支部は午後1時半までに並んだ人に整理
券を配り、抽選を行う。これまでの口頭弁論の抽選では、
倍率は毎回数倍となっている。
東京電力福島第1原発の
事故以降、原発の運転差し止めを求めた本訴に対する高
裁判決は全国初。仮処分では高裁決定が4件あり、この
うち広島高裁は昨年12月、四国電力伊方3号機の運転
を禁じる決定を出した。※3

 
住民が逆転敗訴、大飯原発運転認める
名古屋高裁、福島事故後初の判断

同月4日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町
)の運転差し止めを福井県などの住民が求めた訴訟の控
訴審判決が7月4日、名古屋高裁金沢支部であり、は運転
を禁じた一審福井地裁判決の被告敗訴部分を取り消し、
住民側の逆転敗訴を言い渡した。東京電
力福島第1原発の
事故後、原発訴訟の本訴に対する高裁判
決は全国で初め
て。判決理由で内藤裁判長は、安全陛審
査に用いられた
新規制基準に違法、不合理な点はないと
した上で、「新
規制基準に適合するとした原子力規制委
員会の判断にも
不合理な点は認められず、発電所の危険
性は社会通念上
無視しうる程度にまで管理・統制されて
いる」と述べ、
住民側の訴えを退けた。

 内藤裕之

判決理由を読み上げている最中、傍聴席からは「なぜ福
島の事故は起きたんだ」「(判決理由に対し)それが安
全神話だ」などと怒号が飛んだ。内藤裁判長が「お静か
に」と大きな声で制止する場面もあった。
住民側は20
12年11月、福井地裁に提訴した。14年5月に樋口
英明裁判長が「原発は社会的に重要だが、電気を生み出
す一手段にすぎず、人格権より劣位にある」と指摘。1
人の生命、生活に対し)具体的な危険性があれば、運転
が差し止められるのは当然」とし、原告189人のうち
250キロ圏内に住む166人への人格権の侵害を認定
した。

関電は判決を不服として控訴し、原告適格を認められな
かった250キロ圏外の23人も控訴していた。
控訴審
では13回の口頭弁論が開かれ、大飯原発の地震対策を
審査した元原子力規制委員長代理の島崎邦彦東京大名誉
教授(地震学)が、耐震設計の目安となる揺れ(基準地
震動)が過小評価になっていると証言した。
しかし内藤
裁判長はその後、住民側が求めた専門家らの証人申請を
すべて却下し、昨年11月に結審。住民側は「審理が尽
くされていない」と主張し、結審後に弁論再開を5度申
し立てていた。※4



関西電力大飯原発3、4号機

福井県おおい町にある関西電力の加圧水型軽水炉。3号
機は1991年、4号機は93年に営業運転を始めた。
出力はそれぞれ118万キロワット。東京電力福島第1
原発の事故後、国内の稼働原発がゼロとなる中、当時の
民主党政権が決めた「暫定的な安全基準」で唯一再稼働
した。昨年5月に新規制基準に基づく原子力規制委員会
の審査に合格し、11月に西川一誠福井県知事が再稼働
に同意。今年3月に3号機、5月に4号機が再稼働し営
業運転している。※4



政府 にじむ「原発活用」「エネルギー基本計画」改定
政府は3日、2030年度までの中長期的なエネルギー
政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」を4年ぶり
に改定し、閣議決定した。再生可能エネルギーの「主力
電源化」を打ち出す一方、原発も中長期的に活用してい
く姿勢をにじませた。プルトニウムの保有量削減や石炭
火力発電の輸出案件の厳選など国際社会から日本に向け
られる懸念への配慮も目立つ。


原発は「重要なベースロード(基幹)電源」と位置付け
つつ「依存度は可能な限り低減していく」との従来方針
を維持した。新増設や建て替えに言及しなかったが、温
暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」を踏まえて今回初
めて盛り込んだ50年までの長期方針に「安全性・経済
性・機動性に優れた炉」を追求すると明記。世界で実用
化が進む小型原子炉など最先端の原発技術の開発を推進
する姿勢を示唆した。

再稼働の遅れで電力の8割以上を火力発電に依存する中
産業界の声を受けて「我が国の電気料金は国際水準に照
らして高く、国際競争力が劣後する懸念が高まっている」
と指摘。「再稼働による低廉な電気料金水準の実現が期
待される」との記述を盛り込んだ(毎日新聞オンライン
2018.07.04)※5。

 【エピソード】

    

●仏原発にスーパーマンを模したドローンぶつける、グリーンピース
7月4日、環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は3
日朝、フランスの原子力発電所がテロ攻撃に弱いことを示す
ため、同国南東部の原発に空飛ぶスーパーマン(Superman
を模したドローンを激突させたことを公表。グリーンピース
が公開した動画には、南東部リヨン(Lyon)郊外約25キロに
位置するビュジェ(Bugey)原発上空の飛行制限区域を飛行
し、建屋にぶつかるドローンが映っていた。
グリーンピース
によると、ドローンは原子炉のそばの使用済み核燃料貯蔵プ
ールの建屋にぶつかったという。使用済み核燃料貯蔵プール
は原発内でも特に線量が高い場所。

グリーンピース・フランスの原子力反対運動部門を率いるヤ
ニク・ルスレ(Yannick Rousselet)は「これは極めて象徴的な
行動だ。今回はいとも簡単に空から使用済み核燃料貯蔵プー
ルに到達できることを示した。つまり攻撃に対して極めて弱
いということだ」と述べている(7月4日 AFP)。


リトル・プリンスのトランプ大統領を擁する米国を除き先進
諸国が自
然エネルギーシフトする中、日本だけが周回遅れの
エネルギ
ー後進国をひた走る図をみるにつけ、安部・山口政
権の反動
の罪深さを感じる。所詮、百年、千年後の日本列島
末代までの責任はとれまい。わたしも地獄落ちだが、かれ
らも
然りだと思ってみている。

【脚注及びリンク】
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  1. 高浜原発3号機、運転再開 新基準適合の9基が稼働状態に 福井新聞ONLINE 2018.11.07
  2. 定期検査の高浜3号機が運転再開|NHK 福井県のニュース 2018.11.07
  3. 東原発の40年超運転「問題ない」 東海第2認可で規制委員長 福井新聞ONLINE 2018.11.07
  4. (社説)使用済み燃料 保管リスクを直視せよ:朝日新聞デジタル 2018.11.05
  5. 東海第2原発、新基準「適合」=福島同型で3基目-再稼働、地元同意が焦点・規制委 時事通信 2018.07.04
  6. 核ごみ処分説明会に市民団体反発 研究施設ある岐阜で開催 福井新聞ONLINE 2018.10.28
  7. 矛盾に満ちた「原発政策」を国民は本気で「議論」せよ フォーサイト-新潮社ニュースマガジン 2018.07.04
  8. 大飯原発差し止め、注目の高裁判決 福島事故以降初の判断 福井新聞オンライン 2018.07.04
  9. 住民が逆転敗訴、大飯原発運転認める 名古屋高裁、福島事故後初の判断 福井新聞オオンライン 2018.07.04 
  10. 政府賀県にじむ「原発活用」エネルギー基本計画」改定 毎日新聞 2018.07.04大飯原発訴訟 住民の訴え退ける 名古屋高裁金沢支部 NHKNEWS WEB 2018.07.04 
  11. NPO法人環人ネット | 近江のまちづくりをサポート! 原発ってどこにある?今、動いてる? - こどもたちの未来へ 《脱原発と国際協力》,2018.03.27
  12. 地震から10分で越前海岸に津波 福井高専の岡本拓夫教授が指摘、福井新聞ONLINE、LINE,2018.04.16
  13. 南海トラフ地震、福井で震度6も 地震学専門が鯖江断層に注目、福井新聞ONLINE,2018.04.22
  14. 飯原発4号、9日にも再稼働 関西電力、起動予定日を届け出 ,福井新聞ONLINE,2018.05.02
  15. 飯原発うごかすな!関電包囲全国集会、同実行員会、2018.04.22, 13:00-14:30関西電力 原発再稼働のリスクー一老朽化・地震・費用の膨張 国際環境NGOクリーンビース・シャハンプリーフィングベーパー 201フ年6月発
  16. 彦根・愛知・犬上 原発のない社会をつくる会」入会へのお誘い
  17. GPN スタッフ日記:「再生可能エネルギー連続講座」第2回(2/4)
  18. 滋賀県出身の人物一覧 Wikipedia      

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