ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

書き味の違い

2016-08-08 18:14:34 | カリグラフィー+写本装飾

ファウンデーショナル体を練習していた時のこと。
思いついて、この前使った「墨」のかわりに、「中世インク」なるものを使ってみました。 中世時代に用いられた方法で、「虫こぶ」から作ったものなのだそう。

初めての使い心地は……というと、通常のインクより軽く、黒でありながら、どこか紺に近い色合いが感じられます。う~ん、中世(13~15世紀あたり?)ヨーロッパで使われていたインクが、こんなに使いやすいなんて思わなかったわ。


             
これが、そのインク。「羊皮紙工房」さんからは、羽ペンも購入したのですが、そのままでは使えないのだそう。カリグラフィーの先生にレクチャーしてもらったのですが、下処理をどうするかが、よくわからないので、まだ使えておりません。


それにしても、クルミインク、墨、正統派の虫こぶインク―ーみんな、それぞれ違った書き味で、いいです。

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