ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

トレジャーバディーズ

2020-04-15 08:56:44 | 映画のレビュー

私の大好きなシリーズ――それは、「バディーズ」ものです。 バディーズって何? とおっしゃる向きのために、簡単に紹介すると、5匹のゴールデンレトリバーの兄弟が、様々な冒険を繰り広げるというディズニー映画のシリーズであります。

    

実は、「バディーズ」を知ったのは、大分以前のことで、何かの雑誌に上の写真中央の「バディーズセット」のDVDが販売されたという記事を読んだことから。そして、紹介写真をよく見ると、「サンタバディーズ」は、うちのノエルにぴったりの題材だし(「ノエル」とは、ご存じのように、フランス語でクリスマスのことだから)、下の「スノーバディーズ」には、バディーズ兄弟とアラスカで犬ぞりレースに出るシベリアンハスキーの仔犬がピックアップされているではありませんか!

ずっと昔、うちにはとても美しいシベリアンハスキー犬のナターシャ(なぜか、呼び名は‘なっちゃん‘)がいたことを思い出してしまい、「これはもう、うちのためにあるような映画」と早速飛びついて、購入した私。

でも、このゴールデンレトリバーの仔犬たちが活躍する活劇は、とっても面白いのです。クリスマスを信じなくなった人々が増えたせいで、クリスマスのもたらす魔法の力がとけてゆくことを懸念したサンタによって、バディーズ兄弟はトナカイのかわりに橇に乗り、世界中の子供達にプレゼントを配ったり、ハスキーと一緒に雪原を駆けていったり――何回観ても面白い映画なのであります。

最近になって、まだ別のシリーズものがあると知り、「スペースバディーズ」と「トレジャーバディーズ」のDVDを購入したのですが、これがまた、とんでもなく楽しませてくれる作品でした。何と、バディーズたちは、犬だけでロケットに乗って月まで行ったり、エジプトへクレオパトラの猫クレオキャトラの首飾りを探しに行ったりするのですから。

     

これが、砂漠に立つ、バディーズ。5匹それぞれ、個性があってとても可愛いのです。一番左のピンクのひらひら帽子をかぶっているのが、紅一点の女の子ローズバッド。しかし、兄妹の中でも、一番勇ましく、リーダーシップがあるのが彼女。

      

仔犬たちだけで、砂漠に隠された古代の墓に入り、インディージョーンズばりの大冒険をするのですが、おっそろしい大蛇🐍が出てきたり、うっかり足を踏む外すと、🐍がうようよいる地下室に落ちてしまい、餌食になってしまうとか、部屋に閉じこめられると、どこからともなくスカラベの大群が壁から無数に湧いてきて、虫たちに食べられてしまうとか、怖い仕掛けがいっぱい。

そんなところを、愛くるしいゴールデン仔犬たちが知恵をふりしぼって、秘宝を探してゆくのだから、とってもスリリングで面白かった! 個人的には、シリーズで一番楽しめた作品です。

でも、ここで一つの発見。砂漠の砂の色は、ラクダだけでなく、亜麻色の毛を持つゴールデンレトリバーをも引き立てるものなのですね。


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