Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

Tour Of Oman

2013-02-14 08:23:21 | インポート

現在、オマーンで開催されているツアー・オブ・オマーン。

世界の超一流が顔をそろえるハイカテゴリーレースで連日、日本人選手が活躍しています。

初日は内間選手、二日目は木下選手が逃げに乗り世界中にその雄姿が配信されました。

昨日の第3ステージではついに畑中選手がアタック!見事にテレビカメラの前に踊りでて・・・ではなく、エスケープを成功させます。

レースのプロトン(集団)の中で、日本ナショナルチームは『格下』であることは間違いありません。

勝負どころで良い位置で走らせてもらう事すら難しいことは容易に想像できます。

綺麗に走っているように見える集団ですが、内部では罵声が飛び交い、時にはライバルに身体を当て、弾き飛ばすように自らの位置を主張しなければいけません。

勝負が決する緊迫した場面では、格下チームは邪魔者扱いされて当然とも言えます。

スタートラインに立つ段階で、実力+アルファで不利な立場に立つ格下チームが、その状況を打破する術は、レースの中で存在をアピールする以外ありません。

現在1分遅れの西谷選手や2分遅れの鈴木選手等は連日、最後まで上位を目指すための走りに徹しているようです。

逃げをうつ選手の走りは間接的に、集団内で上位を目指す選手の助けに繋がっているはずです。

連日のチャレンジ、是非皆さんも注目してください。

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チャレンジは若さを保つ

2013-02-13 18:19:21 | インポート

先週末は久しぶりに自分で時間を使える連休となりました。

初日は前回のブログに書いたマウンテンバイク。

2日目は選手のトレーニングにも顔を出したのですが、自分も自転車で参加。

レースを見ていて『まだまだよの~』と思う選手達ですが、実際一緒に走ると早い早い。

巡航ペースの速さに少々驚きましたがもしかしたら、いつもより3割ほどペースを上げて監督イビリをされたのでは?との疑問もわきます。

決して自分の体力が想像以上に落ちたとは認めたく無いのでそういうことにしておきましょう。

と、言う事で2時間ほどで帰宅し、次なる場所へ。

トライアルバイクの走行です!

その道の達人、大久保メカのお誘いで第2回目?本格的オフロードバイクの走行にチャレンジしてきました。

第一回目はこちら、3年前か・・・。

私はと言うと、この冬に前々監督の坂東氏から頂いた30年前製造のトライアルバイクで参加です。

現場に行くと、恐ろしいほどの急斜面や障害物を15名ほどのライダーが軽やかに超え走行しています。

私などでは到底参加できなそうな状況・・・雰囲気的にも場違いな感じの私はただただ佇み眺めていたのですが『殆ど皆50歳いじょうやで』と大久保氏。

私が一番若そうなのにビビッていてばかりではいけません。

おっかなびっくり、他のライダーの邪魔をしないように走行を開始。

初心者の自分には難度が高く、自分が走れる場所など無いと感じていましたが、徐々になれて走れる場所が増えていきます。

数時間後にはだんだん楽しくなってきて、恐怖心はチャレンジ精神へと変化。

絶対無理と感じていた場所も走行できるようになりました(もちろんそれでも私が一番ヘタです)。

無理と感じるような事でも、人間チャレンジさえすれば意外とできたりすることが多いですよね。

行動に移さなければできないまま、何事にもチャレンジですね。

にしても、そこに集まる私より年配の方々の若さにビックリでした。

チャレンジし続ける心は、若さを保つ秘訣なのでしょうね。Bike

囲まれ袋叩きにあう私のバイク、では無く、皆古いバイクをさかなにあれやこれやと盛り上がっています。

土曜 40kmMTB(推定)

日曜 50km

月曜 5km(推定)

水曜 30km

今月走行距離 185km!! 

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足の先っぽ久々に痛む。

2013-02-10 01:22:13 | インポート

今日は2年ぶり?にマウンテンバイクで山へ入りました。

休日に一人で自転車を走らせるのは久しぶり、しかも冬の山へ行くためそれなりの装備が必要です。

支度の要領がつかめず、予定より2時間も遅れて正午に家を出発。

山を目指し走り出しました。

家の近所は比較的寒さも弱く感じたのですが、山へ入るにつれ気温が下がり始めます。

Img_0194_2

昨日の冷え込みもあり、凍結個所や雪に埋もれた路面も現れますが、それはそれで冬の山を満喫するにはもってこい。

山の奥へ進んでいくと1m以上もある美しい氷柱に目を奪われることもしばしば、そのたびに自転車を止めて眺めてしまいます。

Img_0209_2


Img_0187_2

体力不足で自転車が進まなかっただけという見方もありますが・・・。







そんなこんなで、時速5㎞ほどしか出ない山の劇坂を登っていき、倒木を超えるために自転車を降りたその時です。

なんだか歩行に違和感が・・・。

というより3歩くらい歩いたところで歩行が困難に。

足の指が冷え切っていることに、自転車を降りてはじめて気が付いたのです。

その場に座り込み靴を脱いで足指を触ると感覚が全くありません。

冷たさに痛む耐えきれないほどの感覚があるだけです。

Img_0178Img_0180










血行を良くするために揉み解して、リュックに入れていた軍手を履いてみて、その上から防寒用の靴下をはいて、さらに手袋もかぶせて見ますが一向に暖かくなりません!

と、いうことでまた全て脱ぎ捨て両手で足をはさみ猛烈に擦り、摩擦熱で温めます。

顔をゆがめながら『ぬぉぉぉぉぉぉおぉx!』と素足をさすり続けること推定10分。

(もしかしたら木陰から私の姿を見てルートを変えたハイカーの方がいたかもしれません異常な光景だったと思います。)

徐々に足先に感覚が戻り始め冷えが和らぎはじめました。

時速5㎞しか出ていなく、運動を続けているにも関わらず足の指先だけは異常に冷えるのですよね。

冬山の怖さはある程度知っているつもりでしたが、2年も経験していなかったので、すっかり油断していました。反省。

そんなこんなでたどり着いた山頂は、暖かい日が差し気持ちよかったです。

Img_0211

やはり自転車に乗って得られる達成感は格別ですね。

またいくべ。

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危険回避のすすめ

2013-02-08 16:18:51 | インポート

気象の変化が激しい今日この頃、今日も寒い一日です。

しかしながら陽光は力を帯び、春の到来が近いことを感じさせられますね。

今朝も昨日に引き続き自転車通勤をしたのですが、会社到着直前に突然の吹雪に襲われ、一瞬にして路面が白く染まりチョット焦りました。

選手のブログを見ていても、気象条件の厳しさにトレーニングの遂行が難しい事がうかがえます。

確かに自然の猛威は時として危険を招きます。

無理をせず、早めの判断で危険を回避することも重要ですよね。

危険回避といえば昨日の事、自転車に安全のための新アイテムを導入しました。

ばばーん。

Photo テールライトです。

サドルの下に取り付け、赤いランプで後方から来る車両等に自分の存在を強くアピールします!

普段通勤する道路に、2車線で街灯が無く比較的真っ直ぐな道を使用しています。

この道が厄介で、数キロの間交差点等の無い道なので車のドライバーなどは比較的油断がありスピードも出しているように感じます。

こちらがいくらユックリ道の端を通行していても、自分の存在に気づかないドライバーが追突してきたらなす術がありませんよね。

私は夜の走行のためにハンドルにライトを2つ、サドル下に反射バンドをつけていましたが、反射板だけでなくライトも前方を照らす働き以上に、周りから自分の存在を認知してもらう意味合いが大きいと考えています。

路面は多少薄暗くても、目が慣れればそれなりに見えますが、ライトの明かりを見続けている車のドライバーの目には薄暗い場所は全く見えませんからね。

最近、自転車で暗い道を通行中、突然目の前に自転車の少年(無灯火)が横切りぶつかりそうになったことがあります。

一本道をライトで前方を照らし走行していた私には、突然の出来事で間一髪よける事が精一杯でした。

おそらくその少年は自分には周りが見えていたので、私が彼の存在を認識してスピードをコントロールすると思っていたのでしょう。

もちろん私にも油断があったのかも知れません。

しかしながら、そんな事故を避けるためにも、自分の存在を光でアピールする事は夜に起こるつまらない事故を防いでくれる事は確かだと思います。

私生活には予想できない危険も沢山潜んでいます。

せめて、予想できる危険は未然に防ぐ心構えを持ちたいものですね。

ちなみに。

Photo_2 今まで頼っていた『反射バンド』。

こんな簡単なものでも有るのと無いのとでは、車へのアピールは格段に違います。

100円ショップなどでも手に入るものです。

ぜひ。




本日走行距離30km / 今月60km 

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計画遂行力

2013-02-07 12:25:00 | インポート

2月は目標500km!

と前回のブログで目標を立てましたが、瞬く間に1週間も過ぎていってしまったではありませんか!!

現時点での達成距離は15km、今朝の自転車通勤(行き)だけです。(帰れば30km)

1日18km平均で走行すれば目標は達成されたはずなのに、残り20日で470km、つまり1日24km走らなくては目標に届かなくなってしまいました・・・。

『今日だけ』と、目標に対してしなければいけないことを後回しにしていると、後から倍返しに返ってくるのはどんな事でも同じような気がします。

逆に、日々大きな努力を続けていても、前進しているスピードは遅く感じますよね。

私は現役時代、強化と考える期間は目標として月間3000km~、多いときには4000kmの距離を走った事もあります。

パワーメータなどを使用し、量と強度のバランスをとる最近のトレーニング方法からすれば、距離を強く意識するトレーニングは効率が悪かったかもしれません。

しかし当時は‘己の本気度’を計るかのように長い時間自転車の上で過ごす事を選択していた選手は私だけでは無かったはずです。

もちろん、パワーやメニューを見ながら行なっている最近のトレーニング方法でも、それらを全てこなそうと思えば距離も時間も当時と変わらず長いものになりますがね。

月間3000kmと言うと、一日100km走れば達成できます。

この100km/1日と言う走行距離、ロードレースを職業にする選手にとっては決して無理のある距離ではありません。むしろ、強度によっては軽い気持で走りきる事ができる長さといえます。

しかし、それを毎日続けることがいかに難しいか。

プロ選手と言えども、1月づっと自転車にだけ乗っていれば良い状況などまずありえません。

活動の中には自転車以外の乗り物で移動する日もあれば、積極的に休養をとる日もあります。組織に属していれば、自分の意思とは別に色々な予定が組み込まれる事もあるでしょう。

トレーニングに向かない気象条件に見舞われ、急遽走行距離を短くしたり、鉛のように重くなった身体が言う事をきかず休養にあてたりもザラですよね。

1日完全休養をとれば、それをまた1日で取り返そすには200km走らなくてはいけません。2日に分けても1日150km、そうこうしているうちに、また予定が狂い、机に積み上がる宿題のように、こなさなくてはいけない距離が増えていくのです。

つまり、月間3000kmを乗ろうと思えば毎日150km以上、月間4000kmだと毎日200kmほど走行する心構えが必要となってくるのです!!

毎日、朝から晩まで自転車に乗り続けているような感覚ですよね。これを、冬の寒さや夏の暑さのなかで行なうことは、並大抵の事ではないのです。簡単に見える計画も、遂行していくうちに限界に達していくのです。



と、書いていて当時の事を思い出して熱くなってしまいましたが、結局何が言いたいのかと言うと!

やはり今月500kmは無理かと・・・。

目標300kmへ変更。

誰にも迷惑はかからないからイイですよね。

  今月走行距離、15km

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