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Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

ハイパワー通勤

2013-02-15 13:07:22 | インポート

一昨日から2日間、現役引退ぶりにパワー測定器を自転車に装着して走ってみました。

しかし、会社帰り道に使用するも、夜道で危険なため表示を確認できません。

確認できたところで、どの程度の出力で走っていたのかいまいち感覚がつかめません。

ということで、なんとなく現役時代の記憶がある『短時間の最大出力』だけ計ってみようと、安全な道で計測してみました。

つまり全力スプリントです!

帰宅後結果を確認すると何と!

1秒間の最大出力 = 1156ワット!

現役の時でもでも1200ワットを超えた記憶はそれ程多くないので、さほど変わりません!!

と、ぬか喜びするわけにもいきませんね。

3秒ほどしか全力が出ませんし、体重も5kgほど増加しています・・・。

Pawer_2 


5分を超える単位ではスプリントの疲労も影響し?サイクリング以下の出力です(^^;





競技時間が長いロードレース、150km~200kmの距離を高負荷で走り続けた後に、いかにこの最大出力に近いパワーを出せるかが勝敗を分けるポイントとなります。

簡単に言ってしまえば、結局のところ‘持久力’がものを言います。

小集団でゴール前に勝負が進み、その中から 『圧倒的な爆発力』 で一人抜け出し勝利する場面はサイクルロードレースでは多く見られます。

がしかし、その『圧倒的な爆発力』は他の選手よりベストな出力が相対的に高いわけではなく、置き去りにされる側選手の体力低下が著しく、本来持つMAXパワーには到底及ばない出力しか出ていない事が殆どと思います。

つまりゴール前で見る 『圧倒的な爆発力』 = 『圧倒的な持久力により温存されたそれなりの爆発力』 となるのでしょうか。

がしかし、テレビの解説者が

『うおぉぉぉおぉぉ!ゴール前の緩斜面ペーター・サガンが圧倒的な持久力により温存されたそれなりの爆発力で飛び出したー!!』

と、言ったところで何のことやらさっぱり解りませんし、拍子抜けしますよね。笑

そもそも、世界一流の選手がレースで見せる爆発力はやはり『圧倒的』なものが多いと思います。

またしても何が言いたいのか解らなくなってしまいましたが、私も通勤だけでも継続して、それなりの持久力を取り戻したいと思うのです。

目指せ通勤スプリンター。←どんなの??

昨日走行距離30km

今月走行距離 215km !!

コメント (2)
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