千葉県富津市・古塚古墳

千葉県富津市二間塚字西内裏塚の沖積地にあります。
全長89ｍ、　後円部径40ｍ・高さ5.5ｍ、　前方部幅62ｍ・高さ6.5ｍ　の前方後円墳です。
墳丘の周りには盾形をした周溝があります。さらに周溝の外側に堤があり、それらを含めると全長が124ｍにもなります。
平成2年に周溝確認の調査が、また平成6年には前方部の周溝及び埴輪列の調査が行われています。
円筒埴輪や家型・人物・鶏・馬などの形象埴輪が出土していて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
埋葬施設は、未発掘のため解りませんが横穴式石室と推定されています。
副葬品ももちろん不明です。
JR内房線のそばにあり、一部からしか墳丘を見ることは出来ません。
内裏塚古墳群を構成しています。