古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

奈良県広陵町・三吉(みつよし)2号墳

2015-07-18 08:26:33 | Weblog
奈良県北葛城郡広陵町三吉巣山西の馬見公園・南エリア内にあります。
巣山古墳の西隣です。











全長93m、 後円部径82.6m・高さ6m、 前方部先端幅45.6m・高さ?m 4段構築の帆立貝式前方後円墳です。
前方部を北に向けています。
かって個人の住居が建てられていたため改変・削平を受けていましたが、公園敷地として取り込まれ復元整備されました。

墳丘の周りには幅7mの周濠が、その外側には幅8mの堤があります。
円筒埴輪や朝顔形埴輪・家形埴輪・蓋形埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
埋葬施設は墳頂部が削平されているため、どんなものかは不明です。

   (後円部墳頂は石タイルで覆われています)

1994年に調査が行われています。
築造時期は巣山古墳と同時期の5世紀前半頃と推定されています。
奈良県の史跡に指定されています。

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