長野県飯田市上川路上の坊、国道151号線上川路交差点の北側台地先端にあります。
「上の坊1号墳」と呼ばれることもあります。
墳丘上は墓地や梅林になっていて、かなり削平を受けています。
(左が前方部、右が後円部)
(手前が後円部)
全長約50m、 後円部径23m・高さ6m、 前方部先端幅20m・高さ6.7m の前方後円墳です。
前方部を南東方向に向けています。
1985年に発掘調査が行われています。
前方部と後円部にそれぞれ主軸に直交するように横穴式石室があり、南西方向に開口しています。
(左後円部、右前方部)
後円部にある石室は無袖型で、全長11.7m・中央部底幅2m・奥壁幅1.8m 細長い形状をしています。
前方部にある石室は両袖型で、全長12.3m、玄室の長さ6.46m・高さ3.2m、羨道の長さ5.5m・高さ1.8~2.1mあり、単室構造です。
近畿地方にある古墳の石室とよく似た形状です。
石室は古くから開口していたそうで、副葬品などは不明です。
飯田市内で石室を二つ持つ古墳は、「おかん塚古墳」とこの古墳だけです。
古墳時代後期・6世紀末頃の築造と推定されています。
昭和44年7月3日長野県の史跡に、平成28年10月3日には飯田古墳群を構成する1基として、国の史跡に指定されています。
「上の坊1号墳」と呼ばれることもあります。
墳丘上は墓地や梅林になっていて、かなり削平を受けています。
(左が前方部、右が後円部)
(手前が後円部)
全長約50m、 後円部径23m・高さ6m、 前方部先端幅20m・高さ6.7m の前方後円墳です。
前方部を南東方向に向けています。
1985年に発掘調査が行われています。
前方部と後円部にそれぞれ主軸に直交するように横穴式石室があり、南西方向に開口しています。
(左後円部、右前方部)
後円部にある石室は無袖型で、全長11.7m・中央部底幅2m・奥壁幅1.8m 細長い形状をしています。
前方部にある石室は両袖型で、全長12.3m、玄室の長さ6.46m・高さ3.2m、羨道の長さ5.5m・高さ1.8~2.1mあり、単室構造です。
近畿地方にある古墳の石室とよく似た形状です。
石室は古くから開口していたそうで、副葬品などは不明です。
飯田市内で石室を二つ持つ古墳は、「おかん塚古墳」とこの古墳だけです。
古墳時代後期・6世紀末頃の築造と推定されています。
昭和44年7月3日長野県の史跡に、平成28年10月3日には飯田古墳群を構成する1基として、国の史跡に指定されています。
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