京都府城陽市久世上大谷、丘陵中腹の緩傾斜面にあります。
全長33m、 後方部一辺長22m・高さ2.2m、 前方部先端幅19m・高さ1.5m の前方後方墳です。
墳丘はかなり削平を受けています。
後方部にある埋葬施設は、大形の石材が露出していたことから横穴式石室とみられています。
墳丘の周りには周濠があります。
墳丘には葺き石が施されていたとみられています。
その他については資料が少なく詳細は不明です。
古墳時代後期・6世紀ころの築造と推定されています。
上大谷古墳群を構成しています。
上大谷古墳群は、現在3つの古墳群に分かれていて、それぞれ公園として保存されています。
南上大谷古墳群公園には、この1号墳を含む2・3・4・5号墳があります。
北上大谷古墳群公園には、移築された17号墳の横穴式石室を含む18・19・20号墳があります。
8号墳古墳公園は1基だけが保存されています。